四畳半の住人 / パソコン:あなろぐTips集 / 笑えるメール / パソコンとプリンターの会話

■■ パソコンとプリンターの会話 ■■
作者:四畳半の住人 -
 友達から笑えるメールが来ました。この手の類いは、チェーンメールではないのですが、面倒なので、ホームページに載せました。第三者への転送を促さないのでチェーンメールとは言いません。
 読んでいくとニヤリと苦笑い。。あるある、こんな事ってあるよねぇ。。ははは。。って感じです。また来たらここで紹介します。しかし、こういうメールを考える人ってどんな人なんでしょうね。

A:パソコン  B:プリンター
録音地 ………… 都内オフィス
A:ちゃんとやれよ!
B:うるせえよ
A:A4じゃなくて、B5だって言ってんのがわかんねえのか
B:設定されてない
A:すぐそれだ
B:何だよ
A:何か起こると「設定されてない」の一点張りだ。
もう少し柔軟に対応しろ
B:おまえだって立ち上げるまでに設定、設定って騒ぐだろ
A:俺はさ、他にもいろいろやることあるんだよ。
表計算とかデータベースとか
B:それがどうした
A:おまえなんか、ただプリント垂れ流してりゃいいじゃねえか
B:あ。そういうことを言うのか
A:何だ
B:文字化けしてやる
A:あのなあ
B:メモハレミミホ¥¥@、とか意味なく並べてやる
A:紙がもったいないだろ
B:うるさい
A:トレイに入ってるのがB5なんだからさ、
ちょっと考えればわかるだろ
B:設定されてない
A:またか
B:だいたいB判なんて、日本だけらしいぞ
A:そんなデファクトスタンダードの話はいいよ
B:おまえがモニターに頼んで「用紙設定を変更して下さい」ってダイアログ出してもらえばいいじゃないか
A:いつもいつも仕事は俺か
B:ヘルプボタンもあるんだろ
A:あのね、本当にパソコンが使えない人は、
ヘルプボタンがどこにあるかさえ知らないの
B:慣れないことするからだよ
A:そう言うな。
機械にめっぽう弱い部長が、苦しみながらようやく作った文書じゃないか
B:部の歓迎会のチラシなんて、手で書けばいいだろ
A:そうだけど
B:社内メールで送るとか
A:あの部長がメールを送れるようになるのは、早くて22世紀だと思うよ
B:生きてればの話だなあ
A:なあ、出力してやろうよ
B:設定されてない
A:まだ言ってんのか
B:よく見ろよ。誤字脱字だらけだぞ
A:まあね
B:こんなの出力したって、どうせ修正ペンで書き直しだ
A:「この足袋は」って、なんだこりゃ
B:この度は、だろうな
A:ひどいね
B:それはおまえの変換ソフトも悪いんだぞ
A:何だと
B:おまえって「今日行く?」って入力すると、
いつもまず「教育?」って変換するだろ
A:一番長く読みとれる言葉から選択するのが基本だ
B:それこそ柔軟に対応しろ。みんな怒ってるぞ
A:そうか
B:そりゃそうだろ。
教育かどうか尋ねる機会なんて、特にないだろ
A:悪かったな。俺は他にもいろいろ考えることがあって忙しいんだよ
B:またプリンターが怠けてるみたいな言い方しやがって
A:仕事量が違うのは本当のことだろ
B:…それ以上言ったら、よく読むと呪文になるように文字化けしてやる
A:おい、部長がもう一度チャレンジしてるぞ
B:あきらめ悪いな
A:今度こそ頼む
B:何が
A:何がって、プリントアウトだよ
B:まあ、一応がんばるよ
A:一応じゃ困るんだよ。歓迎会は明日だぜ
B:それは読めばわかる
A:部長はどうしても今日部員に配りたいんだよ
B:設定されてない
A:いいか。友達として言っておく
B:何だ
A:おまえ、このオフィスに来て何年になる
B:再来月で4年かな
A:4年か…。そろそろ危ないな
B:
A:技術の進歩はすごいからな。お互い、しっかり仕事しないとアウトだぜ
B:いや、俺はまだまだ現役でやれる
A:備品の最終決済はこの部長がするんだぞ
B:うそ
A:本当だよ
B:さっそくプリントしようじゃないか!
A:わかってくれたか
B:用紙設定は俺に任せろ
A:
B:どうした
A:
B:何だよ、フリーズかよ!
A:
B:この部長に再起動は無理だろうな
A:
B:あ!?@電源抜いちゃった! いきなり最後の手段を使うとは
A:ああ…
B:おお、起きたか
A:今、何が起こったの?
B:おまえがフリーズして、部長がコンセントを抜き差しして、再起動だ
A:ああ、そう…
B:さっきの文書、覚えてる?
A:さっきの文書って?
B:やっぱり保存してなかったか…
A:ねえ、さっきの文書って?



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2001年11月5日作成 四畳半の住人