◆文旦の時期
　1月から4月頃までと発売元の宣伝ページにかいてあります。文旦名人のお家では3月から4月が食べる季節だそうです。5月の連休に愛媛県の今治で探したところ、八百屋の店先でビニール袋で売られている文旦を見ました。

◆文旦師匠の入手方法
　やはり、御実家から送ってもらうこの方法が一番です。新鮮だし、愛情もばっちりです。高知に住む知人がいたら、送ってもらいましょう。お礼に東京の名物を、、って思うのですが、なかなか見つかりません。私は手作り梅干しを無理矢理に送りつけてしまいます。

◆インターネットで買う
　師匠がいつもご実家から送ってもらう店を教えていただきました。高知空港の近くの「オレンジハート」さん。２代目は若くてやる気満々のお店です。今どき珍しくホームページも100％手作りだそうで、とても見る人の立場に立った良いページと感じました。サイト作成を業者に頼まずに、独学して作るような方のお店ならきっと文旦だって美味しいはず。土佐の名産品も販売されていて、好きな芋ケンピやイチジクも一緒に注文してしまいました。
　最近、送料が安くなってさらにお得感があります。もう文旦は絶対にここって感じです。芋ケンピといちじくは必ず入れてもらいます。商品25kgまでが一律料金、東京までの送料1250円（2014年4月に消費税8％で宅配料金改定）。他のシーズンもフルーツトマトやら山桃、ゆず汁などとよく使っています（2002年9月追記）。で、、ここの鰹節、、かなり安くてお勧め、一度頼んだら偉く立派な本枯れ節350gで1750円。文旦はいつも20kg、あと5kg分をいろいろと注文して楽しんでいます。（2004年1月追記）。最近は、生節を扱ってもらったり、ねじ込んで麦味噌を買ってもらったりとワガママな客になっています。（2012年2月追記） 　

オレンジハートあら川　荒川　慎仁 〒781-5235　高知県香美郡野市町下井613-3 TEL　0887-56-1783 (電話番号変わりました　2011.1.31) FAX　0887-56-1055

◆四畳半の住人の最初の入手方法
　私が今治の友人宅を拠点に自転車で釣り遊んでいた時にみつけたのが文旦です。今治の八百屋では大きいビニール袋（ゴミ袋ほどの大きさ）に入れた文旦が店先に積まれています。形などは悪いのですが、味には関係ありませんのでこれを購入するのも手です。売り値は10キロ1袋で1300円から2000円程度（2000年当時の値段）です。普通、荷物を旅先から送る場合は郵便局や宅配業者に持ち込みますよね。しかし、四国から東京に向けて10キロもの荷物を送ると送料もバカになりません。ここで、私はちょっと大きめのスーパーを探します。スーパーには、格安値で送ってくれる店あります（例：県内300円、県外600円；2000年調査）。さらには、店内の商品ならもっと安くなる場合もあります。旅先での滞在が長い場合、こういう店を探すとお土産も荷物も安く送れます。

◆旅先から安く送る裏技
　ゆうパックも民営化に伴い、重量制からサイズ制となり、写真のゆうパックシールも廃止になり、他の宅配業者と同じ料金形態になりました。でもま、同一宛先50円引き、安く買った切手も使えるのでそれでも私は一番使っています。ただね、荷物の扱いに関しては、郵便局は最悪なのが問題です。チルド便に関してはまったく信用していません。あと配達日時もまぁ、いい加減すぎて毎回1日ズレるのは当たり前で、「すいません、すいません」の窓口の一言で終わりですが、まぁ文旦を送るなら数日ずれてもいいからオススメかも知れません。自分で送料をまとめた表があります。→ ちょっとした荷物の送料覚え書き 　（2012年2月追記）

　無料で20kgまで旅先から自宅までお土産を送る方法があります。それは、普段から荷物を送る際は郵パック（郵便小包）を使うようにして、発送時にもらえるシールを10枚ためておきます。期限は最初のカード発行から1年間ですが、毎回、カードを貰うようにすれば集めたシールが無駄になりません。10枚ためると全国どこからでも30kgまでの荷物を無料で送ることができます。保冷代金などは別支払いになりますが、それでも安いものです。例えば沖縄や北海道から東京に30kgの荷物を送った場合の送料は2300円、四国からだと2100円です。これが無料になります。シールを溜めるのはそれほど大変ではありません。だいたい1回610円（2kgの中部から北陸まで、市内は510円）で10回分だと6100円。それで30kgまで全国どこからでも無料で・・・と言うのはとても魅力的です。また地元の友人や知人にカードを送り、発送してもらうという手もあります。是非、お試し下さい。2004年1月16日追記

◆物産展で文旦を買う
　1月から2月は東京のあちこちで地方の名産展や物産展が開催されます。昨年、東京ドームでの物産展で文旦を見つけました。小玉スイカ程度の大きさ（直径20センチ程度）で2000円という驚く金額でした。気合いを入れて1玉プレゼントしたのですが、皮だけが分厚く味はいまひとつだったようです。ずいぶんと長い日数を眺めて過ごしたのかもしれませんね。頂きものはすぐ食べないとね。しかし、粒が大きかったので嬉しかったとの事です。画像は文旦師匠の2番弟子からいただきました。

◆郵便局のふるさと小包（2000年の調査です）

贈答用	約3.3kg（6個）	3,000円
	約5kg（10個）	3,900円
	10kg	7,000円
家庭用	10kg	5,800円

　時期になれば、郵便局で文旦のふるさと小包の申し込み用紙が置かれるようになります。郵送料や消費税も含まれているのでお試しには最適です。2002年3月のふるさと小包のチラシによると・・・
　いずれも郵送料、消費税を含んだ代金です。発送期間は平成14年1月21日〜4月5日まで。受持郵便局は高知中央郵便局でした。毎年、同じ時期に郵便局のふるさと小包を探せば見つかると思います。

◆近所の八百屋で
　ご近所に通っている八百屋さんがあれば注文して市場から買ってきてもらいましょう。だいたい箱での購入になるので予算を伝えておきます。。送料もかからないし、八百屋さんも喜ぶし一石二鳥。ご近所の八百屋さんのデータを参考までに紹介しておきます。ただ、惜しいのは、本当にわずかな時期だけなんです。そうですねぇ。。見かけるのは3月から１ヶ月間ぐらいでしょうか。

• 2001年3月　家庭用　1玉250円、10kg3200円　L玉
• 2002年3月　家庭用　1玉200円〜300円　10kg　2500〜3000円　5L玉

　ただねぇ、、文旦ってオレンジハートさんのサイトにもあるように、ムロに寝かした方が美味しいようで、八百屋さんで買ったのは文旦の熟度はまるで違います。私はもっぱら、オレンジハートさんの通販です。だって、売ってないモノも探してくれるし、個人の商店ってのはその辺が買物してても楽しいんです。