四畳半の住人 / ガスコンロでメシを炊く / 土鍋でメシを炊く

■■ 土鍋でメシを炊く ■■
作者:四畳半の住人
 そろそろ寒くなってきましたね。冬の食べ物と言ったら、やはり鍋ですよね。鍋と言ったら、土鍋。今年も景気が悪そうなので土鍋の売れ行きもあがりそうです。先日、ついに100円ショップで土鍋を見つけました。ずいぶんと安くなったものです。しかし、100円ショップの土鍋は耐久性が悪いです。弁当の釜飯(横川など)の鍋も耐火性に乏しく耐久性はありません。土鍋、、他の調理器具に比べて安いのでしっかりしたものを使って下さい。炊飯専用の土鍋は煮物はいいけど、皆で囲む鍋には使いにくい形状です。

 土鍋は日本に昔からある道具ですが、鍋物だけに使うのはもったいないほどよく出来た道具と思います。金属が苦手な酸にも強く、梅エキスや梅ジャムにも使え、保温性も優れています。何よりもじっくりと熱が伝わるので食材が美味しく煮えると言われています。日本食には最適な機能を備えた古来の道具ですね。ハイテク鍋よりも優れた部分を持っている土鍋。当然、コメも美味しく炊けるので機会があれば、是非、試してみて下さい。
  

土鍋の利点〜四畳半の住人の視点から

 冬、、氷点下にはなりませんが、気温5度程度の部屋では、炊きたてご飯もすぐ冷めてしまいます。土鍋は、見た目も暖かそうでありますが、その優れた保温性からご飯も冷めにくいという利点があります。
 また、じっくりと全体的に熱が伝わる自然材料なので、こげにくいとい性質もあります。また、こげたとしても、金属鍋と比較して、じっくりと温度が下がるのでご飯が冷めれば、こげもキレイに簡単に取ることができます。

 そして、これが意外な利点ですが、そのまま食卓に置いても違和感のないことです。圧力鍋は不細工ですし、文化鍋はちょっと味気ないし、炊飯器なんて、、論外。炊き込みご飯や鯛飯など、みためも豪華なご飯を食卓でお披露目できるのです。何より、おいしそうに見えますよね。
  土鍋で3合の米を炊いてみます。  
下準備
30分〜3時間
土鍋で準備 米を洗って鍋に仕込みます。ここまでは普通の炊き方と同じですので、文化鍋でメシを炊くご飯炊きの水加減を見て下さい。
沸騰まで強火
蓋をする 土鍋の形状により焦げたり、焦げなかったり、色々、状況により変わります。私の土鍋はどうも焦げやすいので、沸騰したら蓋を開けて、少しだけかき回して、固まりかけた米をかき混ぜます。炊飯専用土鍋ならば必要ない作業と思いますが、もし、焦げやすい場合や、不安な場合は、混ぜて下さい。熱で固まった米をかき回す程度で充分です。混ぜたらすぐ、蓋を閉めて中火より少し弱火の状態で、待ちます。
蓋の穴が大きい場合 蓋をする 土鍋は蓋の穴が大きめです。気になる場合、箸などで、ふさいでみてもいいですね。私はなんとなく気になり塞いでいます。でも、炊きあがりに差は感じられません。
極弱火
5分
 ほとんど湯気が出なくなったら(チリチリと微かな音が鍋から聞こえいるはず)、極弱火で5分。消える寸前まで火を弱めるのがコツです。あと5分で炊き上がりです。ここで忘れないように家庭用タイマーをセットします。
蒸らし
5分
出来上がり 蒸らしはとても大切です。蒸らさない状態だと御飯は水っぽくなっていまいます。5分ほど蒸らしてかき混ぜます。さあ、美味しい御飯の出来上がり。もし、焦げがある場合、冷めるまでは焦げていない場所を食べて待っていて下さい。土鍋が冷えれば綺麗に取れるので無理矢理にこそげ落とす必要はありません。
 土鍋は見ていても温かい雰囲気がします。冬だけでなく、夏場や来客への振舞にも活用してみてください。残り御飯はそのまま雑炊に作れるという利点もあります。
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2000年10月29日作成 四畳半の住人