四畳半の住人 / ガスコンロでメシを炊く / アルポットでメシを炊く

■■ 番外:アルポットでメシを炊く ■■
大木製作所
作者:四畳半の住人
大木製作所アルポット  ケリーケトルもアルポットも大きくて自転車ツーリングではもっぱら「ファイヤーガード+メタ」が「ガソリンストーブ」でした。途中,ガスストーブに浮気しましたが,カートリッジが邪魔で使わなくなりました。
 このアルポットは釣友がワカサギ釣りに持ってきていて便利だな〜と釣行用に購入。意外と使い勝手もよく燃料の心配もないので重宝していましたが,北海道の単独ワカサギ釣り+吹雪で紛失。先日, 釣具屋でアルポットを観て思い出しました。潮干狩りや花見に使えそうだし,さっそく購入。ガスもガソリンコンロも火が出るので,公園とかで使いにくいんですよね。こちらのアルポットは,音も静かだし,外から火が観えないのでさり気なく使えるのが最大の利点と思います。火が外に出ないので子供や猫が居ても安全に使えます。確かにガサばるんですけど,点火も楽だし,風防や鍋が必要ないのでレジャーには便利です。ただし,火力は大きくないので極寒地ではちょいと時間が掛かります。氷点下ギリギリぐらいならちゃんと沸騰します。
 アルポット 大木製作所,取説pdfも置いておきます→ アルポット取説pdf

アルポットでメシを炊く〜焦がさないのがコツ

 私はアウトドア好きではないのですが,友人に言わせると,生活がそのまんまアウトドア人間とのこと。ま,確かに冷暖房,炊飯器,電子レンジやテレビを持たないからね。そんな私なので,ご飯をアルポット,固形燃料,薪,その他の手段で炊くことは特別な事でもないです。このアルポットも売りはご飯が炊けるとあるんですが,使用レポートをネット上で検索すると「後片付けが面倒」と言う人が多いです。ご飯炊きの後始末が面倒なのは焦がしちゃうからです。ちょっとのコツだけで,ご飯一粒も焦げないで炊けます。ポットはコップ形状なので,焦がしたら洗うのは大変。飯盒だろうが,鍋炊飯だろうが,屋外炊飯は焦がさないのがコツです。こちらのアルポットと燃料用アルコール,水と米さえあれば,震災でガス&電気が止まろうと,強風下であろうと,いつでもホカホカご飯が食べられます。上手に炊くのに必要なのは料理用のアンベラ1本です。
大木製作所 アルポットで2合のメシを炊く
アルポットは2合まで炊けます。屋外なら無洗米の方が便利。
一人でも2合を炊いて残ったらオニギリ,2食目は雑炊を作れば無駄ありません。逆に0.5合だけ炊いて,そのままスープを入れて雑炊もいいですね。
アルポットで炊飯 アルポットで炊飯 アルポットで炊飯
2合の米と水400cc。
水時間はあればなおよし。
コンロに点火。
チリチリと音がしたら着火。
内蓋のせて放置。
コンロと確実にロック!
ブクブクと沸騰するまでの時間は気温によって違う。今日は7度,12,3分で沸騰。
アルポットの取説では内蓋を取って放置ですけど
ここでかき回すのが焦がさないコツです。意外と忙しいので注意する。
ラーメン鍋でメシを炊くと同じです。
アルポットで炊飯 アルポットで炊飯 アルポットで炊飯
蓋を持ち上げるようになったら ヘラで鍋から剥がすように混ぜます。 底も鍋から剥がす感じで
 混ぜる時にハンドルを持つと便利。このハンドルがアルポット炊飯がオススメの理由かな。正直,忙しすぎて写真はほとんど撮れません。あっと言う間の時間です。ここで放置しすぎちゃうと焦げて後始末が大変になります。
アルポットで炊飯 混ぜると言うより,ポットの鍋肌に添って底までお米を剥がすという感じです。だからスプーンより平たい道具:アンベラなどが使いやすいです。
 ポットの高さは15.5cmなので20cm〜25cmの長さならば一緒に袋にも入ります。右の写真は20cmのステンレス製,1本200円程度と安いので何本かあると便利です。ご飯を取り出すのは小さめ(細い)シャモジが便利,こちら幅5.5cmで先端がトンガリめなのがいいです。底が丸いと角にご飯が残ります。屋外炊飯が多いなら普通のシャモジを細長く加工しても良いです。
アルポットで炊飯 アルポットで炊飯 アルポットで炊飯
早いかな?ぐらいが良い。 コンロから外す
(本体から出さない)
蓋を被せて消火。
 ネット上の使用レポートでは,この消火方法が怖いとか,ゴムが溶けるのでは?なんてありますが,ちょっと前のアルコールストーブはみんなこんな消火方法でした。ゴムだって,一瞬なので,溶けたりないです。
蒸らし時間は12〜15分程度。つまみ食いして自分のお好みで
アルポットで炊飯 アルポットで炊飯 アルポットで炊飯
ドロドロお米がご飯に変身 2合ってこれぐらい。 焦げていません。
【蒸らし時間に】アルポットで炊飯
 アルポット炊飯の欠点はこの蒸らし時間に何も出来なくなっちゃうことでしょうか。が,,風防を工夫して簡単なモノを温めることは出来ます。こちら,ファイヤーガード(昔のサイクリストはほぼ全員が持っていた代物です)+針金で缶詰を温めています。ま,チロチロと燃える構造なので軽い温めぐらいしか期待できません。オカズを作りたいなら,固形燃料+簡易ストーブがいいです。で,内筒だけを取り出して(やけどに注意)毛布などで包んで蒸らしをすれば予備の筒があれば,使えます。ただね,この予備の筒が重ねて収納できないから結局がさばります。予備筒を買うなら固形燃料用のストーブを買ったほうがいいかもしれません。
【アルポット炊飯の後片付け】
 この程度の飯粒のこびりつきならば,お湯を沸かしてスープでも作ればすぐに取れちゃいます。屋外では食器もティッシュで拭き取る程度で洗い水を使わないのがコツです。だからカレーやら温めるなら湯煎がいいです。湯煎ならお湯も使えてオカズも温まるのでお得。私が屋外で作るのはインスタントラーメン,サバ缶温め,カレーの缶詰,魚肉ソーセージ,マカロニ(乾燥)やら,,餅も便利,現地で買った食材もいい。味噌や乾燥梅干,乾燥ワカメは万能調味料となります。
 アルポットは簡単にお湯を沸かすには便利です。800ccのお湯が沸かせるので,一人では多いようですが,1杯はカップに入れて,残りは500cc程度の保温水筒に入れると無駄がないです。カップ麺を作るのにも便利,火を消さずに2回めにお湯を沸かせば家庭用保温ポットも一杯になります。私が思うアルポットの【最大の利点は火が観えない事,第二に音が静か】なことです。ガソリンもガスストーブも実に暴力的な音を発します。その利点で花見の席(湯煎や燗)でも使うことが出来ます。キャップはコンロが冷えてからキッチリと締め込めば燃料が漏れることもありません。ってことは,160ccのボトル+コンロ分(80cc)で,のべ2時間ほどの燃焼が可能,釣り場でも十分ですね。車で移動する人ならば,車に積んでおくだけでいつでも温かい飲み物がってのは便利です。先日の大雪だって雪も溶かして飲むことも出来ますしね。
ガスコンロでメシを炊く目次

2014年2月23日作成 四畳半の住人