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■■ 釣魚 イイダコレシピ ■■
作者:四畳半の住人
イイダコ 2003年の11月1日、富津の川崎丸さんから出船し、イイダコ釣りに行きました。釣果は、65匹とポチポチでしたが、食べるには充分の量でした。普段は、イイダコは大量に買って食べることはありませんが、今回は、唐揚げ、タコ飯、シャブシャブと山盛りイイダコ三昧しました。ちょっとうんざりした墨袋を取り除く作業も慣れればワンアクションで、あっという間に終わります。川崎丸さんで、いただいたイイダコレシピに私なりのコツを混ぜ込んで紹介します(原文も併記)。
 しかし、旨かった。2日目だけどもうほとんど完食しそうです。で、、、かなり楽しい釣りです。確かに船でキス仕掛けでも外道で釣れますが、専門に狙うあのじわぁ〜っというテンヤの重み、たまりません。乗った乗った、、わくわく、、あっ、外れた。。(-_-;) とマダコのようなギャンブル性もなく、バラシの痛手もなく、釣趣は、ワカサギ釣に通じるものがありますね。来年はもっと行こう〜!!!などと張りきっていますが、その頃、丁度ボートのワカサギも最盛期。アジサバも旨い時期。ああ、忙しいなぁ、、2004年のシーズンからご近所の船宿も行ってみました。船宿データをまとめたものはこちら。 他にも簡単で美味しい食べ方をご存知の方、教えて下さいね。簡単なのじゃないと作れないので簡単なレシピに限定です。

イイダコの下処理(川崎丸レシピを少しアレンジ)


イイダコの下処理(川崎丸レシピ)

イイダコの美味しい食べ方

 川崎丸さんのレシピには、しゃぶしゃぶ、煮付け、おでん、炒め物、タコ飯、唐揚げが紹介されていました。小さい文字は、川崎丸さんのレシピそのままです。他にも色々やってみた料理法で良かったものをあげてみます。
イイダコイイダコ●軽く茹でて〜 お手軽に美味しく
 沸騰した湯に足から入れて頭まで軽く茹で〔30秒〜1分程度)、さわび醤油や生姜醤油で。私のお気に入りは、酢の物です。酢とポン酢をかけてもずくやワカメ、胡瓜などと一緒に。とにかく一番簡単な調理法で、時間もかかりません。で、洗い物もラクチンという私の定番イイダコメニューです。友人は、茹でてサラダ風にして食べるそうです。いいだこの見た目の可愛さは一番かも。(^。^) 茹ですぎると固くなるので注意。

イイダコ●しゃぶしゃぶ、鍋
 コンブ出汁の鍋でのしゃぶしゃぶは、なかなか美味しいです。当然、白菜、ネギ、白滝なども入れて、イイダコだけしゃぶしゃぶします。川崎丸さんのレシピにあったもじみおろしを添えるのも美味しいです。イイダコにもじみおろしはよく合います。ユズポン酢で食べました。そう言えばおでんにも最高だろうなぁ。。以下、友人からのメールより・・・タラの切り身が余ってたんで今日はイイダコと共に鍋にしました。硬くなるかな?と思ったけどやわらかくてウマウマ最高だ〜。

イイダコ●唐揚げ
 下処理したイイダコを食べる分だけビニール袋に入れます。ほんの少しだけ醤油をたらし、ビニール袋の上から揉みます。5分ほど漬け込み、小麦粉と空気を入れてビニールの口を閉じ、振り回し、粉を満遍なくつけます。足の方から油で揚げます。そのまま食べても美味しいですが、大皿にたくさん揚げて、たっぷりと、もみじおろしをかけても美味しいです。何よりあの姿が可愛い。
 川崎丸さんのレシピには、ニンニク醤油に20分位漬け込むとありました。これも美味しくニンニクとの相性もバッチリ。すぐ揚がるのでお勧め料理です。

●天麩羅
 沖釣り専門誌「つり丸」に載っていました。下処理したイイダコの足のイボイボ部分(先端)を包丁で落とし、足を広げるように串を打つ。そして天麩羅。旨そう。大振りのイイダコがいいですね。

イイダコ●イイダコの炒め物
 【川崎丸レシピ】 頭と足を1、2本切ってフライパンで炒め、塩コショウで味付けする。またはキムチの素で味付けする。
 丁度、釣りの時に持っていったキムチ漬けがあったので、キムチで炒めてみました。タコやイカ類は、キムチに合いますね。イイダコもバッチリでした。塩コショウもいけますが、小さいので味が濃いめになりがちですので、少し味付けは薄味で。エノキやビーフンを入れて食べたのが二日目。普通のタコを使うよりも柔らかくでき上がりますが、炒めすぎは固くなってしまいます。

イイダコ●イイダコご飯
 【川崎丸レシピ】 米を炊く水をいつもおり1/3程減らして小さく切ったイイダコと米、酒、醤油を入れて炊き上げる。分量は、米5合に対して酒&醤油各25cc位。
 私には味が濃かったのでちょいとアレンジ。米2合にちょっとだけ減らした水、乾燥昆布を1cm角位にハサミで切り、油揚1枚を細切れ、ゴボウのささがき、酒大サジ2杯位、醤油をほんの少し色づく程度(醤油のキャップに半分以下)。で、タコは、1匹を適当に切り分けて(頭は切らない)、一緒に炊込む。炊き上がったご飯はタコの色が出て茶色く染まりるので、見た目よりも味は薄め(だって醤油はほんの少しだから)。食べると、タコはふんわり、ご飯からはタコのいい香り。彩りをつけたい人は、炊き上がりに三つ葉でも。タコ飯に生姜を入れるのが関西風です。→真蛸で作ると、タコ飯(蛸めし)


●煮付けイイダコ
 【川崎丸レシピ】 醤油、みりん、さとう、酒少々で味付けして沸騰したらすぐにとろ火にして20分位煮込む。イイダコ単品でもおいしいが、里芋、大根と一緒に煮込んでも美味しい。強火で煮るとゴムのように固くなってしまうので必ずとろ火にすること。
いやぁ、、美味しかった。川崎丸さんのレシピ通りにとろ火で20分。とても柔らかく仕上がりました。煮汁は濃いように見えますが、薄味です。タコのエキスが出て里芋もよく染まり、いい感じ。 友人の言う通り、煮付けは最高に旨かった。この食べ方が一番、タコの味を出しているような気がします。

●トマトと相性バッチリ:トマト煮イイダコ
 和食党じゃないけど子供の頃から洋食(って古い)を食べ付けてないせいか、あまり作れないし、アイデアも思い浮かばない私ですが、台風の影響で野菜が高くなったある日、ふとトマトの缶詰めを手に取り、イイダコと煮たら美味しいかも。ジャガイモ、玉ねぎ、セロリ、人参とある野菜をトマトの缶詰めと一緒に煮て胡椒やコンソメスープでほんの少し味付け。全てが煮えてから、イイダコを入れて弱火。赤いスープが茶色くなって見た目は今ひとつだが、タコは固くならないし、トマトの酸味とよく合います。これ、簡単だし温かいし、はまりそうな予感。。

イイダコ●焼きタコ
 イイダコは思ったより素材の味が濃いので、何も味付けせずに串に刺して焼いてみた。縦に刺したり、横に刺したり、と遊ぶ。今回は大きいタコを使ってみたが、小さいタコをたくさん串刺しってのも楽しいかも。で、肝心のお味は、、タコの一夜干しっぽい感じで、私は好きな味ですが、ちと固くなってしまいます。まっそれが一夜干しっぽいんですけど、好き嫌いが別れるかもしれませんね。イイダコの美味しさがじんわりと感じられます。少し甘めのタレを漬け焼きしても美味しいかも。まぁ、焼きイイダコは、わざわざやる必要もない感じ。もっと美味しい食べ方はたくさんあります。

イイダコ●たこ焼きたこ焼きレシピ
 私は、釣魚の冷凍保存はしないタイプで(冷凍庫も小さいしね)なので、釣ったものは、ガ〜っと食べてしまいます。でも、イイダコは下処理したあとに、冷凍保存用の袋にピッチリと詰めて冷凍することもあります。中サイズの袋に15匹位は入るので、たこ焼きするときにも便利。で、さっそくやってみましたが、結果は、、、わざわざ釣ってきたイイダコをたこ焼きで食べる必要はない。とわかったって感じ。。まぁ、たくさん釣れたらお遊びで、、でいいけど。マダコの大きいクニャクニャ感の方がたこ焼きには合うようです。

 で、次はもっと釣ってこよう。65匹なんて、おすそ分けもあるけど、すぐ食べちゃいますね。いいだこ三昧は、釣るから出来る贅沢。いやぁ、、満足、満足。普通の魚よりと違い、ゴミも出ないし、使いやすくい。冷凍保存してもヤケや品質の低下が少ない。下処理して保存袋に入れればコンパクト。と、何から何まで便利でいいね。
友人のメールより、、、
 晩御飯はたこ三昧! たこ飯・から揚げ・たこ炒め(真弓オリジナル)。ビール〜焼酎〜も〜最高!(^o^)丿
 で、翌日の今日の夕食は、イイダコ煮付けでした。今日は、9時前に帰ったんですが、奥さん、既にほろ酔い気分で「あまりにも煮付けが美味いんで焼酎飲みながらけっこう食べちゃった!」ですって。どうします! 俺は休み明けでけっこう忙しかったのにむかつきました。そして、今は、酔っぱらって、横で爆睡しています。でも、煮付けは本当に美味いです。(^o^)丿
飯のおかず&宴会料理覚え

2003年11月2日作成 2006年3月更新 四畳半の住人