友人が言う「我が家の七不思議! 炊飯器は持ってないくせに餅つき器がある」だそうだ。確かにそう思う。買ったわけじゃなくて電器店に勤める友人からの頂き物。最初は、こんなの邪魔じゃん、、と思っていたが、使うとこれは楽しくお餅も旨い。杵と臼で搗いた餅にはかなわないがお手軽さではお勧めの電化製品となりました。1人で使うには勿体ないのですが、使う時期がみんな一緒と言うのが悩みかな。だから他の時期にも使っています。
最初はお正月用はのし餅にしていたのですが、3年程前から、丸餅にするようになりました。食べやすいしお椀にぴったりと収まりがいいのが理由です。ところが、なかなかキレイに丸くするのは難しい。などと言うことを
日記(2003年12月28日)に書いていたら、丸餅御本家の、山口県出身の石川さんが丸餅のコツを教えてくれました。写真は次回に撮るとして、忘れないようにここに書き留めておきます。
今回メールしたのは、お餅つきの記事で、どうも不格好だと嘆いておられましたので、わたしの丸餅のやり方が参考になればと思いまして。餅つき歴は小学生の時からですから、毎年一回ですが、15年以上になります。最近は何十年選手のおばさんにもほめられるようになってきたし、私の餅は出来がいいと親類にもほめられるので…よかったら、やってみて下さい。きれいに出来ます、簡単なことです。
- まず、餅をちぎったちぎり口を上にして、くるっっくるっと丸め込みます。
生物で習った、受精卵の陥入のイメージです。
- 粉が付いて薄皮がはっているお餅の皮の下から、粉の付いていない柔らかい部分を覗かせます。
- 丸め込んだちぎり口を下にします。
- ちぎり口に当たる左手は親指を手のひらに折り込んだ「四」のかたちにして、上は結構強くなでます。
- 20回位なでて下さい。
- これできれいなお餅になります。赤ちゃん肌のお餅になりますよ〜。
- ポイントは手に粉をつけすぎない(粉がつくとどうしてもシワができます)
- 結構強くても大丈夫、しっかり揉む、なでるという感じで形を整える
- かなり熱いけど忍耐です。
毎年終わると両手に軽い火傷ができてしまいますが…。ま、それもよしです。
あと、餅を丸めるのではなくて、
餅を揉む、なでるというイメージで餅を扱うといいみたいです。私の地方では餅を丸めることを、餅を揉むといいます。
やっぱり20なで位なでないと、お餅がながれてだらん〜と不格好になります。
できあがった餅を包装紙の上などに並べて、落ち着くまで乾かすのもポイントかなぁ。百聞は一見に如かずなので、よく判らないところもあるかと思いますが、
よかったら参考にしてみて下さい。こんな時季はずれなので、お役に立てるとしても、来年ですね。あと、イメトレには、グチャグチャっとまるめたハンカチがオススメです。それでは。
来シーズンが楽しみです。今度はきっと巧くいくかな。で、、また番外ですが、出来たてお餅に合う我が家で人気の具(?)を紹介します。これからどんどん増えているかもしれませんが、、
- 明太子+ネギ+ゴマ油
友人が作ってきたのですがこれが大人気! ゴマ油はかなり入っている感じで、、
- チーズ
磯部巻き〔海苔)の時にチーズを使うのですが、合います。
- 納豆
これも定番ですが、美味しいです。ねばねば好きにはたまらん
- 大根おろし
さっぱりといつまでも食べられます。最後まで食べているのがこれ。
- 醤油+海苔
定番すぎますがやっぱり日本人。これが美味しい。
他にもこれがお勧め!ってのがありましたら教えて下さい。