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■■ 潮干狩りの晩餐セット ■■
作者:四畳半の住人 -
 潮干狩りで掘ったあさりは一番新鮮なその日の晩にたっぷりと楽しみましょう。あさり貝は火の通りも早く、調理時間が短いので足りなくなってもすぐ作り足しできるので、このような定番のレシピはもっと丁寧に書かれたサイトがたくさんあるので、ここでは、同時進行する場合を想定した作り方で紹介します。
 準備するものは、アサツキ、日本酒少し、昆布、ワカメ、長ネギ、酢みそ(酢+砂糖+味噌)、醤油などです。アサツキがない場合はネギでもいいですが、青味がないと寂しいのでどちらか準備してください。ご飯やミソ汁には三つ葉でもいいですね。三つ葉がたくさんあれば、酢みそ和えも三つ葉でいいかも。臨機応変に八百屋さんで安く売られている野菜で対応してください。
あさりご飯酢みそ和えみそ汁酒蒸し
 たっぷりな量のあさり貝はカラをこすりあわせるように良く洗い、ザルにあげておく。ゴリゴリと洗うと身ばなれが良くなる。あさりはケチケチせずに、贅沢にたっぷり使う。これが潮干狩りのだいご味!洗ったら、みそ汁用と酒蒸し用のあさりを別の容器に分けておく。
米は研いでザルにあげておく。長ネギを長さ3cm程度に切っておく。みそ汁に長ネギを使う場合は、みそ汁用の輪切りも切っておきます。でも、みそ汁はアサツキがお勧めです。色鮮やかで香りも控えめであさりの風味を邪魔しません。
鍋に水を炊く米の量の2倍入れて、水の段階から残ったあさり貝を入れて火にかける。しばらくしたら切った長ネギを一緒に入れる。この後、ちょいと忙しいので菜箸、穴あきお玉や揚げ玉すくいと貝を取り出す入れ物を準備して待機。鍋の中に十分注意をはらいながら、この待ち時間にアサツキをたっぷりと刻んでおく。アサツキはご飯にも、みそ汁にも、酒蒸しにも入れるので、たっぷりと。。青い色が食卓を華やかにします。切ったらドンブリにでも入れておきます。
そのうち、ポツポツと口をあける貝があるので、それをを片っ端からとりだす。そのうち、いっせいにパカパカと口をあけだすので、ここで酢みそ和え分を残し貝をお湯から素早く引き上げ、火を止めます。ゆで汁は使うので捨てないように。
殻付きご飯がいい人はこのまま。殻をはずして食べやすくしたい人や、炊飯器が小さい人は殻から身をはずします。お湯から貝と長ネギを取り出し、身をはずして冷蔵庫へ、長ネギはそのままザル上げて冷まします。
昆布を入れて、ゆで汁と少々の日本酒、塩はほんの少し入れてご飯を炊く。炊き方は炊飯器でもいいです。ゆで汁の上澄みを使います。もしゆで汁が足りない時は水を足します。酢みそを作る。味噌に砂糖と酢を同量程度入れて、味を見る。適当です。カラシを入れても爽やか。
箸や茶わん、皿を準備しておく。水気をしぼった長ネギとむき身を酢みそで和えて器に入れて冷蔵庫に入れる。鍋に水とあさりを入れて火にかける。味噌は準備しておくのが大切。フライパンに水をほんの少し(スプーン1,2杯程度)入れてあさりを並べて強火。
口が空きはじめたら、火を止めて味噌を薄めに溶く。アサツキをぱぁ〜と散らして蓋をする。味噌を入れたら沸騰させてはいけない。あさりの口がパカパカと開きはじめたら、日本酒を全体に回しかけ、蓋をする。全部開いたら、すぐに火を消す。
ご飯を盛る冷蔵庫から出すお椀によそう皿に汁ごと盛り、醤油を少し回しかける。
 ご飯の炊きあがり時間を想定して動けば、一気に出来上がります。回りの人も食器を出したり、後片付けをしたり、全員で動けば、皆で食卓について楽しい晩餐が待っています。

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2002年4月20日作成 四畳半の住人