四畳半の住人 / 四畳半で梅干しを作る /梅の砂糖漬け

■■ 梅の砂糖漬け ■■
京都の寺澤さんの方法
作者:四畳半の住人 -
 先日、友人が市販されている梅の砂糖漬けを持って来てくれました。甘くて酸っぱくて癖になる味わいでした。今年はもう作れませんが、来年は是非、挑戦してみようと思っています。また、京都の寺澤さんからレシピを教わりました。ここに全文を掲載させていただきます。

アイデア

 一般的な砂糖漬けは、梅を砂糖と酢に漬けます。 酢に漬けたりしたら、 酸っぱい梅がより酸っぱくなるような気がしませんか。一方、梅酒の梅を食べると案外おいしいです。梅干しを塩漬けにするとき、焼酎で殺菌をします。それなら梅を砂糖漬けにするときに、アルコールを入れてはどうかと考えました。

方法〜最初の年

 最初の年は、砂糖漬け用の梅酢(アルコール分の少ない梅酒)がないので、アルコールだけで梅酒を漬ける要領で漬けます。梅酒との違いは、梅の量が大変多いと言うことです。
 梅が浮かないように重しなどで押さえてください。瓶は必ずふたをして冷暗所で保管してください。 1ヶ月くらいで梅を食べることが出来ます。2ヶ月を過ぎたら、梅を取りだして別の瓶で保存してください。
 残った液はアルコール分の多い梅酢です。その量は最初に入れた液の量よりも、ずいぶん多く、約4倍くらいになります。料理に使用したり、適当なアルコールなどで割って飲んだりすることが出来ます。
すべてを使用せずに次の年のために必要な分を残してください。

方法〜2年目以降

 2年目以降は、前年に出来た梅酢を利用します。まず、梅を少量のアルコールで洗い、消毒をします。 梅を瓶に詰めていき、糖を加えます。加える糖の量は梅酢に溶けている糖の量を差し引いて決めます。 面倒ならば1年目と同じ量を加えればよいです。その後、消毒するときに使用したアルコールを加え、さらに梅酢を加えます。あとは、1年目と同じです。年を重ねるほどに梅のエキス分が濃くなり、味わいが増します。

材料〜1年目

材料〜2年目以降

年を重ねるほどに梅のエキス分が濃くなり、味わいが、、、
ううう、、美味しそう。
来年、絶対に作ってみましょう。普通の梅干しで満足していた私はまだまだですね。。
寺澤さん! ありがとうございました。
四畳半で梅干しを作る

2000年10月24日作成 2001年6月22日更新 四畳半の住人