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重石をかけられるような容器がありません

 梅干しには重石が掛けやすい寸胴っぽい容器が最適です。どうしてもそういう容器が揃えられない場合、梅酒の瓶で作る場合もあります。その場合は、塩をキツメにして重石を掛けない梅漬けになります。その場合は、絶対に完熟梅を使って下さい。梅酢が上がるまで毎日、瓶を振って下さい。重石を掛けないで作る梅漬けの場合、若干固い梅干しになるかもしれません。

重石をかけないで作る場合は、全ての梅が完全に熟した状態で作ります。後から追加も可能ですので、熟した梅から漬けていきます。

 酸に強い材質のバケツなどがあれば、そちらでも十分です。ビニール袋に入れて漬け込めば消毒も問題有りません。ビニール袋を使って漬け込む歳は、密閉すると焼酎分が抜けなくて梅干しの匂いと違う仕上がりになります。密閉しないでください。
赤紫蘇を入れた小梅 2003年6月に小梅で梅干しを作りました。容器がないので、ガラス瓶(梅酒用)で作りました。当然、重石は普通には、かけられませんでしたので、水を入れた焼酎の瓶で梅の一部だけに重石をかけました。梅酢が完全に上がるまでは、容器ごと揺り動かし、早く梅酢が出るようによく面倒を見ることが必要です。この小梅は、、塩10%でちゃんと梅酢はあがってきました。このままでは塩分が少ないので、出てきた梅酢に溶かすように砕いた氷砂糖を20%ほど徐々に溶かし、最後に赤紫蘇を入れました。



2002年8月10日作成  2003年6月追記   四畳半の住人