■■ 2001年山中湖の凍結 ■■ |
作者:四畳半の住人 |
旭が丘の静山ボートのみが営業をしている様子です。静かな湖畔にモーターボートが湖上の氷を割る音が響きます。釣り客は我々一組だけ。そう言えば正月の2日と5日に来た時も、我々一組だけでした。。今日は他のボート屋が営業していないので、山中湖を貸切っている感じです。我々一組の為に店を開くボート屋さんには申し訳なく思いますが、今日は風もなく天気もよく最高の状態です。
3人乗りのボートに乗り込むと、ポイントまでモーターボートで引いてくれました。いつもは自分で漕いでいくのですが、確かにこれじゃボートは漕げません。アンカーも水中に沈めずに、氷の上に置いて、8時に釣り開始。気温は-8度で快晴、しかも無風です。今日は釣れなくても楽しい1日になりそうです。割った氷がプカプカと浮かぶ中での釣りは穴釣りともボート釣りとも言えない不思議な体験です。いつもと違うのは、オールで氷を退かしたり避けたりという作業が必要なことです。しかし、年明けから釣り人が激減した為なのか、氷が張っている為か、いい感じで釣り続きます。写真を撮るのももどかしく1束釣ったあたりでやっと撮影を始めました。この写真は平野側をバックにしています。彼はワカサギ釣りは初めてですが、50匹以上も釣り上げました。彼の奥様も同数のワカサギを釣り上げて、仲良い事ですな。。
山中湖のワカサギは氷に慣れていないのか(そりゃそうですよね。数十年も氷を見たことないんだから、、、) 棚はコロコロと変わります。底はコンスタントに釣れますが水面から2メートル程度まで上がってくることもあります。大群が水面を盛り上げるシーンもあり、ボートの上ではタモ(魚をすくう網)だやら、手やバケツを突っ込めやら大騒ぎです。実に楽しい。大群が通るとスレでも掛かるやつがいます。写真では一番上のワカサギは尾に針掛かりしています。この撮影時は5本針に4匹掛かっていました。ほぼ入れ食い状態です。しかし氷が邪魔してくれます。
日が高くなると静かな湖畔に氷の溶けるプチプチと可愛い音が響きます。氷に置いたアンカーも沈み始めました。まったく無風状態なので暖かく手袋も外して上着の前も外し、楽な体勢で釣り出来ました。
| 釣りデータ | |
|---|---|
| 日時 | 2001年1月24日 |
| 天候 | 快晴/無風 |
| 気温 | -8度(陸上) |
| 時間 | 8:00-12:30 |
| エサ | サシがメイン |
| 釣果 | 220-51-51 |
| 棚 | 底 or 2-3m |