万が一、、大量に釣れてしまった場合、、冷凍だけが保存方法ではありません。釣れたワカサギを全て空揚げし、揚がるそばから南蛮漬(レシピは後述)のタレに漬け込みます。数時間後にはとってもおいしいワカサギの南蛮漬が出来上がります。また2日目、3日目とどんどん美味しくなっていきます。温かいご飯にも酒のつまみにも最高です。
焼きネギをタレに漬け込んでおくのがポイントです。ネギがない場合、玉葱のスライスをそのまま漬け込むと和風マリネでこれも玉葱ごと食べられて美味しいです。
ワカサギを普通に唐揚げし、揚がるそばから、準備した漬けタレに熱いうちにジュっと音がする感じでどんどん漬け込んでいきます。そのまま入れていくと山盛りになってしまうので、ワカサギを揚げている時に、タレからワカサギを取りだし、別の容器に並べていきます。
丸い容器に保管する場合、ワカサギの頭を外側にするように並べ、四角い容器の場合は、頭と尾を交互に並べ平均的な高さになるように並べるのがコツです。
最後まで並べたら漬けタレをワカサギにかけてしまいます。漬けタレはヒタヒタにする必要はなく、全部並べたワカサギを包み込むようにポリラップで覆うと全体的にタレが浸透します。
空揚げよりもさっぱりしているのでいくらでも食べられます。揚げ立てじゃなくても美味しいってのがうれしいですよね。私は小鯵でもよく作ります。頭から美味しく食べられて日もちするのでお勧め料理です。
小麦粉を使わずかたくり粉を使うと白濁せず型くずれも無いのでちょっと気取ったお正月料理に最適です。→
ワカサギの南蛮漬(見栄え優先:お正月用)
【注意!(左写真)】 揚げている時にカラっと揚がらなくなったり、大きい泡がたくさん出てきたらもう油が疲れている状態です。諦めて取り替えて下さい。そんな油でその油はもう炒め物にしても美味しくないので新聞紙に吸わせてゴミ箱へ(新聞1日分をまとめて縦にちぎってのり巻きのように丸めて油に浸しておきます)。
【油再利用の場合(右写真)】 まだ使えそうならば、野菜炒めでも卵焼きでも使いましょう。冷めないうちに濾します。乾いたガラス瓶(熱に強いのがベスト)+コーヒー濃し紙+漏斗で十分です。ガラス瓶はそのまま油入れとして使います。