四畳半の住人 / 湯たんぽの勧め / 湯たんぽカバーの自作

■■ 湯たんぽカバーの自作 ■■
作者:四畳半の住人 -
カバー  私は寒がりの友人・知人に湯たんぽをプレゼントする事があります。今年は3個程購入し、カバーを添えてプレゼントしました。市販のカバーだと湯たんぽが熱いので専用のカバーが便利です。私は裁縫は苦手な部類なので簡単なカバーですが、ここに紹介します。この程度なら誰でも作れるのでプレゼントに湯たんぽを選んだ方は カバーは手作りのものを添えてあげて下さいね。柄も選べるし、市販のものよりも手触りがいいです。安く売られている市販のカバーにないオプション装備を作れるのも手作りの良さです。
 市販の袋はコール天素材、ボア付き、チャック付きなど色々なタイプがありますがチャックを付けるのは大変だし、チャック部分から熱が逃げそうだし、巾着型の紐で縛るタイプは面倒だし、足で触ってゴロゴロしそうなので、包むタイプを作ってみました。


簡単な作り方のコツ

縫っている最中の写真はありませんが、出来上がりの写真で想像してください。
    カバー
  1. 購入した湯たんぽより大きめに生地をざくざくと切ります。
    ・湯たんぽの縦巾 x 湯たんぽの横巾の生地を各1枚
    ・湯たんぽの縦巾 x 湯たんぽを1周半包める横巾の生地を各1枚
    ・湯たんぽ固定のバンドを作る。ボタンホールも作っておく。
  2. 大きい方の裏生地に湯たんぽを置いて、バンドになる部分を縫い付ける。
  3. 裏表をよく考えてミシンで湯たんぽが入るように適当に縫う。角は丸めてもいいし丸めなくてもいい。入口の部分を少しだけ狭く縫うのがコツ。ひっくり返すので裏表をよく考えて。。私は今回1組だけ裏になってしまったのがあります。フリース生地は裏表なさそうなので気にしない。
  4. 縫った外側を1センチ程度残して袋の部分をハサミで切り落とす。最初から切ってしまうと下手な私は縫い代がガタガタになってしまうし、ずれてしまうので後で切るのがコツ。
  5. ここでひっくり返して湯たんぽが入ることを確認。
  6. 湯たんぽを入れた状態で、蓋になる部分を2枚重ねてハサミで整えて裁断。蓋の部分は湯たんぽを入れた状態で巾を決めないと蓋の方が湯たんぽの厚みの分だけ大きくなってしまいます。別に構わないけどプレゼント用なら少しこだわってみたりして、、
  7. 縁どりテープで蓋部分から入口部分まで縁どって縫い付ける。私はフリース素材の縁どりテープを使っています。巾18mmの5m巻きで800円程度です。ちょっともったいないかなぁ、、と思いますが、、、
  8. 蓋部分と入口部分の接合部は縫いにくいけど一気に一本のテープで仕上げます。
  9. 残った布を二枚以上重ねて、湯たんぽの蓋に当りそうな内側に縫い付けます。周囲を縫う必要はなく、片方だけで構いません。先に縫い付けておく方法もありますが、位置がずれてしまったり裏表間違えた時に悲しいので後で付けます。
  10. 湯たんぽを入れて、バンド用のボタン位置を決めボタンを取り付ける。ボタンはわざわざ買わずにあるものを使って下さい。不要となった衣類などから外します。大きめのボタンが扱いやすいです。
  11. 蓋にボタンをつけたい場合は、ボタンホールを先にあけてからボタンを付けます。
  12. 裁縫のセオリーなど気にせずにザクザクと縫うのがコツです。ミシンで難しい場所は手縫いで対応したり、糸や針はあるものを使ってチャチャチャと縫い上げます。
  13. 止め方はベルトにしたり、紐で結ぶ形にしたり色々工夫してください。
  14. フリース素材を使った場合は、洗濯の時は裏返しにしておくと肌触りが長もちします。

   
湯たんぽの勧め目次

2002年1月7日作成 四畳半の住人