四畳半の住人 / 四畳半で梅干しを作る / 超番外: なめたけ瓶詰の秘密〜自家製なめたけ

■■ 超番外: なめたけの瓶詰の秘密 ■■
自家製 なめたけ
作者:四畳半の住人
 梅のページに何故なめたけ?と思うでしょうが、関係ありありです。いや、、ほんの少し関係ある程度でしょうか。私は3年以上は梅は寝かしません( 自家製梅干しの美味しい時期参照)。狭いし、香りが落ちてくるので3年目の梅干しは、全て潰して梅肉にします。そして、その梅肉でよく作るのが、えのき梅。贅沢に梅肉を使うのでえのき入り梅肉って感じです。エノキタケは安い時は安いですからね〜大束50円とか、3袋100円なんて日があります。そんな日は、コレ! ツマミにもご飯にも最高。調理時間も10分以内とごく簡単。瓶の煮沸と滅菌に時間が掛かるぐらいでしょうか。で、ある日、瓶を集めている私に友人がなめたけの瓶を6本くれました。なめたけって好きだけどあまり買わないので例の形の瓶6本がまとまっているのはなんだか可愛い。意外とお洒落な形しているんですよ。梅を入れるには小さいけど、エノキ梅なんていいかもね〜〜いやいや、取り出しにくいでしょ。やっぱり、なめたけの瓶はツルリと出て来るなめたけ用がいいんだろうな〜なんて思いながら帰宅。その日もエノキが安かった。大袋2つで100円。今は古い梅を潰す時期、エノキならいくらあっても問題なし、、と200円分購入。写真は一袋240gと大袋です。

 もちろんえのき梅を作るつもりだったのですが、貰った6本のなめたけ空き瓶を観ていて、自家製をこの瓶に詰めるなんてステキ!ラベルも貼っちゃお!と思った次第。手作りは安いし、市販の安物よりエノキたっぷり!100円のなめたけなんて、増粘なんとかで増やしたドロドロの部分が多いもんね。なめたけなんてあちこちに作り方あると思うし色々なので、作り方はま〜適当に。私は実にいい加減な作り方です。
             

ちょいと驚くなめたけ瓶詰の事実

 この作業は,なめたけが作りたて(要は熱々状態ってこと)で行います。
後でやろうとなめたけを冷ましちゃうと,脱気できなくなります。
中身を冷やしてしまうと,沸騰状態まで瓶のまま加熱することになり大変です。
おにぎり用の赤紫蘇 おにぎり用の赤紫蘇
水から入れると瓶は割れない。
保存瓶の殺菌方法と瓶詰の方法 参照
 火傷に気を付けて水分を。
横着者は、軽くキッチンペーパーで時間短縮。
おにぎり用の赤紫蘇 おにぎり用の赤紫蘇
 スプーンで入れてトントンと叩く。  他人様にあげるのでちゃんと抜気&消毒
おにぎり用の赤紫蘇 おにぎり用の赤紫蘇
20分〜30分後、蓋をキッチリ閉める。
作業用厚手のビニール手袋で
軍手や台所用じゃ火傷します。
蓋も湯に通し殺菌、逆さまにする。
(下写真参照)
これで蓋の殺菌も兼ねる。
残った空気部分の温度低下により減圧、減容し,蓋は凹んで完了。
 でね〜逆さまにして驚いた。。な、、なんと、、なめたけの瓶は底が細いから、こんなに減って観える。だいたいエノキ3束で6本出来た。う〜む、、なめたけ瓶詰めって100〜200円、瓶代を考えたら中身は無料みたいなものね。だいたい安物はエノキより添加物で増やしたドロドロの部分の方が多い。エノキが少ない?いや、増量しているから、添加物で増やさないとダメなんでしょうね。エノキたっぷりならば、自然に出て来るヌルヌルで十分に足ります。あの瓶の形は増量の上にさらにあげ底効果の為だったとは。。。ま、日持ちしないから、少量づつの販売で、あまり少量な筒型の瓶だと割高に観えるし、、食卓にも邪魔にならない形・・・などと色々と事情はあるのね。今度、売ってる奴を逆さまにしてみよう。購買意欲が消え去るかも。
 なめたけのページだけじゃあまりにも番外以前なので、近々、梅肉の作り方と、梅肉たっぷり、エノキ梅のページでも作ります(期日未定)。
四畳半で梅干しを作る

2010年6月26日作成 四畳半の住人