■■ 番外:お粥の作り方 ■■ |
作者:四畳半の住人 |
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| お粥は米粒が潰れないように、なおかつ柔らかく、ふっくらと煮るのがコツ。炊飯と違うのは、煮るという感覚。焦がさないように丁寧に丁寧に水を含ませていきます。 美味しそうな匂いがしてきたら、蓋を開けて様子を見ます。左の写真だとまだ固い状態で、お粥としても美味しくありません。焦げないかどうか見て蓋をして丁度よい固さになるまで待ちます。丁度よい固さは食べる人の体調に合わせて考えて下さい。 右側の状態(米がふっくらとしてくる)あたりから、お粥として食べられるようになりますが、まだ緩いです。柔らかさが足りないのに焦げそうならば、水を少量入れます。よく、途中の水入れは厳禁と言われますが、1/6カップの少量の米なので水分の蒸発量が違います。水は途中、途中の調整は必須です。で、さらに待ちます。その間は、すべて極弱火です。 チリチリと音がするようなら焦げています。丁度よい柔らかさになるまでは鍋に注意しておきます。ここで焦がすとだいなしです。 | ||
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| 米粒が丁度よい柔らかさになったら、好みの割合になるまで水分を飛ばします。焦げないようにゆっくりとヘラで動かします。あまりかき回すと米粒が壊れるので注意! 焦げない程度で最少の動きにします。土鍋は予熱が高く、火を止めてからも煮えるので、いいかなと思う少し前に火を止めます。冷めると固くなるので思うより軟らかめな感じでやめます。 今日は元気っぽいのでこの程度にしてみました。 冷めないように蓋をします。 | ||
お粥のコツは、米粒が潰れないように、なおかつ柔らかく、ふっくらと煮ることです。炊飯と違うのは、煮るという感覚。炊くのとは異なるので注意。焦がさないように丁寧に丁寧に水を含ませ、好みの柔らかさ+好みの割合にすればいいのです。吸水時間もなければ、すぐ炊いてもいいし(その場合、米を入れた後、かき回す事)、最初から水の量を測る必要もありません。ちょっと手間がかかるようだけど美味しいお粥の一番のコツは食べる人への愛情です。胃腸の調子が悪い場合は、プレーンな昆布だしのお粥をお薦めします。風邪などの場合は、ショウガやネギを入れてもいいと思います。元気になったら、少量の卵を溶くのもいいですね。私はやはりプレーンな塩なしお粥に色々とトッピングしたりします。穴子や白身魚の切り身などもいいです。トッピングは少しの量でいいです。あくまでもお米が主役で。