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みんなの梅干し〜梅仕事中毒症に感染した人々
■■  ケイコさんの初梅干し2010年 ■■
作者:四畳半の住人 -
このページで(?)梅干し中毒症に感染した人達の記録です。
私も感染したってご報告をお待ちしております。
日本人の偉大な発明「梅干し」ぐらいは手作りで!みんなで広げよう梅仕事の和(輪)
 アドレス非公開にして5年、頂くメールは激減ですが、メールの質も中身も気持ちの良いものになりました(注意力あれば3分で見つかります)。ほんと、以前は酷かった....情報は無料で当たり前、即レス要求、あげくのハテには即答用に、質問掲示板を設けろですって。 だいたいね、梅を洗って新聞紙に並べました〜なんてヤバイ状態で見知らぬ他人メールで教えを請うゆとり神経は理解できません(定年退職しても暇人すぎ)

 ズケズケと言うのでアンチが多い私ですが、不特定多数に情報発信すれば、それも仕方のないことと諦めています。しかし、手作りの素養の無い人までブームに乗ってますからね(こういう発言が叩かれる訳)。ま、ウンザリしていた訳です。 素材も環境も十人十色、考察と試行錯誤を繰り返すのも手作りの楽しみの一つです。完成品だけが欲しい!失敗したくない!考えない!な人が増えました。

 懲りているはずが、某サイトで、梅掲示板(?)を拝見し、他の意見や方法、コダワリを知るのも面白いので入会&閲覧。私の友人は、全員が忠告無視の超減塩、全員が1年目で挫折。なのに世間には、これほど梅干仕事仲間が居る〜と嬉しくなりました。

 でもま、それも一ヶ月で飽きちゃって〜掲示板には、同じ質問と応答の繰り返し(過去の質問&回答は観ないの?:自分が困ったときだけ閲覧な人が過半数、管理人樣は大変でしょうね〜。興味あるなら毎日チェックするべき!)。でもね、すごい研究熱心な方も居ます。ここで紹介するのは梅一年生ながらも、創意工夫で楽しんでいる方です。掲示板では、干す場所が無いから(私からみたら干す場所あります)干し網が主流な流れでしたが、 私が訴えていた工夫してザルを! にご賛同を頂いた方です。いい言葉がありまたので、掲載をお願いしました。以下、紹介します。
 

ケイコさんの初梅干し〜2010年7月

ケイコさんの梅干し
【ケイコさんの初梅干しデータ 2010年】
材料 南高梅(L):生協の宅配でMとLのLを選択
減農薬1kg=800円、2kgで個数は57個前後
(...私の過去データーによるとその個数だと3L)
漬込み日 / 塩分 6月16日 / 15%
赤紫蘇投入日 梅10個だけ7月22日に投入
 赤紫蘇、入れるのが恐怖で(カビが生えやすくなると聞いたから)、結局、入れないままに土用干しを迎え、10個だけ赤紫蘇を7月22日に入れました(この10個は、まだ土用干ししていません)。土用干しの晩も梅酢に梅を戻さないといけないのを忘れていて、あせって紫蘇を入れたため、残る45個ちょいは、土用干し中の2晩だけ、赤紫蘇の入った梅酢に漬かりました。干し上がった梅のうち、10個は、干した後に紫蘇を漬ける、というので試しているところ。
土用干 白梅干:7月21日より3日
赤梅干:8月3〜5日
 メッセージ、ありがとうございました!
 梅干し、今年は漬けてみよう・・と、最初にネットでいろいろ検索かけて、一番分かりやすかったのと、トラブル対処法なども丁寧で、また家庭内にあるものを上手に利用する方法(重石とか)に感銘を受けて、ずっとHPを参考にさせてもらっていました。今のところ、一瞬、カビが梅酢の上をプーカプーカしただけで、あとは何とか乗り切っています。明日から3日間、干そうと思っています!初の自作梅干しを食べる日が、本当に楽しみです。
 昨日から、いよいよ干し始めました!
 運良く、明日までの3日間は猛暑つづきの快晴で、いい日よりとなりました。 最初、なんか不味そうな色だった梅干しが、この2日間で、梅干しの色になって、感激です。
 干す場所は、オススメの小さいザル(100均の)に入れて、朝一は廊下側、午前中からはベランダにできる細〜い日差しに置く方式にしました。影が変わるたびに動かせば、なんとか1日、お日様に当てられます。
 小さいザルなら、ホント、日差しが細くても小分けして当てられるし、使い終わった後の収納にも困らないので、いいですね。
 保存容器のお話、大変参考になりました。実は、インスタントコーヒーの入れ物が使えないかな、と思っていて、大変参考になりました。蓋をラップで包んで、使いたいと思います。わざわざ買うの、もったいないですもんね。
 食べました。美味しかったです。感激です。
今日もごはんのお伴に・・。
なんだかんだで、食べ尽くして、2キロはすぐに無くなりそうです。

 お洒落な梅レシピ本で紹介されてる【瓶干し】に違和感な私。
干さないなら、素直に梅漬と言えばいいのに。それは梅干しとは違うけど、果肉ヤワヤワ(私のより更に)で、焼酎用に私も取り分けています。
梅干しの最高の手間は土用干、だけど最高の楽しみも土用。もったいない中途半端するな〜と思っていた矢先のケイコさんの言葉→不味そうな色が美味しそうに変化で感激 ですよね!まったく同感!干さないなんてお楽しみ半減で勿体ないとクドクドと返信

 瓶のまま干す・・の件、私も今回、梅干しを作ってみて自分はやりたくないな、と思いました。
 天気予報を見て、どの日がいいか考えたり、お日様を求めて彷徨ったり(笑)、一個一個並べたり、裏返したり・・というところに、梅干し作りの過程では、一番の醍醐味があったと思います。(もちろん、最大の醍醐味は食べることですが・・)
 で、あんなに色が素敵に変わるのは、ホント、感激の瞬間ですね。来年も、頑張って干そうと思います。
 写真、一応、撮りました。細っそいところに並べる・・というのがよく伝わる写真だと思います。 
 日が動くごとに、微妙に位置をずらしていきました。お日様ってこんなに早く影を変えるんだ、というのも1つの発見でした。(2010年7月)
ケイコさんの梅干し

 お久しぶりです。この夏は暑かったですね。 さて、紫蘇と一緒につけ込んだ梅干しも無事、干しました。干したのは8月3〜5日です。不精者で、写真を送るのが遅くなりました。すみません。味も、しょっぱいけどとっても美味しくできました。来年は、もっといっぱい漬けようと思います!いろいろとありがとうございました。(2010年9月17日)

 やはりね、手作り食品には創意工夫と楽しむ心が必須です。記録を撮ったり、考察すれば、次の作業にも繋がります。
 今年は干し網主流派をたくさんお見受けし、私も干し網購入。来年は干し網を使い、温度も計り出来映えも比較してみます。干し網駆逐作戦、なんでも実験せねばね。私にとっては干し網の方がよっぽど邪魔、干せる量の容積比もザル圧勝ですよ。ま、来年をお楽しみに!
 なんでもレシピ本とか人に聞いて、、だけじゃ旨く出来ないこともあります。環境は人それぞれ、感覚も人により、味の好みも異なります。自分の環境(費用も時間も場所も)での状況なんて誰も教えてくれません。 梅仲間が増えて良い年でした。 きっと、ケイコさんも梅仕事中毒になっちゃうんだろうな〜合掌。


四畳半で梅干しを作る

2010年9月21日作成  四畳半の住人