■■ 甘柿で作る干し柿(ドライフルーツ) ■■ 保存性ばつぐん!そのまま食べても料理でも |
作者:四畳半の住人 | ![]() |
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使う柿は落柿でも採取した柿でも 数が多く一気に採れないので,柿が色づいてきた頃から始めます。11月半ばから12月ぐらいに作業しています。強風で落ちた柿,挟みで掴んだはいいけど,落として割れちゃった柿,まだ固い状態ですが,食べられます。青い状態で落ちてきた柿は色づくまで部屋に置いてオレンジ色になってから作業しています。皮を剥く時に崩れちゃうほど柔らかいのはキレイに干し上がりません。固めの状態で作ります。 左写真:硬すぎる柿は,落ちた時にパッカリと二つ割れになるようです。中写真:こちらは掴みが緩くて落とした柿。右写真:鈴なりで重たいのか枝が折れて落ちてきた柿。たまたま植木に引っ掛かって無事でした。 |
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柿の皮を剥く 洗った柿をお尻の方から皮を剥いていきます。ヘタの周囲も包丁を差し込むように皮を取り除きます。皮はピーラーで剥いてもいいと思います。我が家は,柿の皮を友人が漬物用に,と言うのでなるべく長くなるように剥いています。切れない包丁だとちと辛い作業ですね。 |
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スライスする 好みの厚さにカットします。厚みは好天が続くようならちと厚め,柿の熟度によっても変えています。乾燥すると厚みは3割〜2割になります。あまり薄く切ると美味しく感じません。出来上がり3ミリとして,1cm前後が私の場合です。柿の種類によっても異なると思います。横割り,縦割り,両方やりましたが,横に輪切りでも良いと思いますが,最後のヘタの部分がちょいと具合悪いので,私は写真の方向のカットに落ち着きました。ヘタの部分は残すと食べにいので丁寧にカットします。お尻に残った皮も同様に切り取ります。右写真ほど柔らかい(包丁がぬるぬるする)のは上手く干せないので食べちゃいます。 |
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スライスする→軽く洗う 種ごとカットします。皮は友人が使うので皮も干す。屋外作業なので,干す前に軽く洗う。落としたヘタ,汚れた部分の皮などは,地面に返す。基本,柿の葉も落ちた枝も切り刻んで庭に敷いています。台所から出る野菜くずも同様。 自然に作られたモノをゴミに出す=わざわざ燃料を使って処分することになるので,邪魔でもゴミに出さない方が環境には優しいと思っています。小枝は数センチに刻んで庭に蒔く,葉は穴を掘って埋める。枝やらは分解してグズグズになるのに,3年ぐらい掛かりそうです。1年前の小枝は,指で潰れるぐらいになります。 |
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干す,ひたすら干す 何でもいいから干します。けっこうな日にちが掛かるので雨に当てないように。白くなったらひっくり返してまんべんなく乾かします。種はその時に取ってもいいです。人により好みが違うので,食べてみて良いな?って思うぐらいまで干します。干すとカサが減るのでまた作ったら干す場所が出来ます。毎週末に作って増やします。気候によって干し日数も変わるので臨機応変に。 皮はすぐにカラカラになるので,干し上がったら漬物を作る友人へ。魚を煮る時にも良いとか聞いたことあります。意外とそのまま食べてもなかなかイケます。今年は余ったらお茶にしてみます。 |
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どれぐらい干すか...長期保存ならカラカラに...2013年の調査データー | ||
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12月8日 1200g。 | ザルに並べるとピチピチ。 | 12月21日 320g |
上の写真3枚は,同じ柿をつまみ食いもしないで干す前と干した後です。 約2週間後,重さは320gと 25%程度になりました。干し具合は好みですが,この状態で翌年の夏まで普通に食べられました。多少,黒くなっても,味は問題ありません。そこまで長期に残しておくほうが大変。つい食べちゃうほど飽きない味です。 |