■■ 潮干狩りの道具や持ち物 ■■ |
作者:四畳半の住人 |
★熊手 | 3本爪の安いもので十分です。ただし、100円ショップで売られている熊手はお薦めしません。先が丸いと掘りにくいです。先が尖ってない場合は、グラインダーなどで削って下さい。釣具屋やホームセンターなどで売られています。入場料が必要な潮干狩り場では200円〜300円で売っています。忘れちゃっても掘れますが、指先が痛いので是非、準備して下さい。写真は私の愛用熊手です。5本爪で爪が長めです。柄が取れちゃったのですりこ木を加工して取り付けました。クーラーボックスに入る様に柄の長さを整えると持ち運びも便利です。 |
★網 | 潮干狩り場で売られている網はだいたい2kgが入るようになっていますが、もっと大量に掘りたい人は、別の網を準備して下さい。網目が細かいのは砂が取れないので使い難く、計量時に損した気分になります。私は釣具屋で売っている100円程度の網を使っています。 ハマグリやあさり以外の貝は料金を取らないところが多いので分ける為に網は2枚あったほうが便利です。あさりとハマグリだけが計量の対象になります。また一緒にしておくと青柳の殻は柔らかいので潰れてしまいます。 |
●ザル類 | ザクザクと掘り、後で小さいのを分けるのが普通ですが、掘る度にいちいち網に入れていたのでは効率が悪いので、砂と一緒にザル(100円ショップのプラスチック製)に入れて掘りすすむと効率いいです。ある程度集まったら、海水のある場所で水洗いすれば簡単に砂が取れます。 わざわざ買わないでも、普段、CDなどを入れている容器などを使いましょう。私は持ち帰り用クーラーに入る大きさのプラスチック製の角容器を使っています。 |
●秤 | 有料の場所では少しのオーバーでも追加料金を取られてしまうことがあります。最後に小さいのを避ける時に測りがあると判別しやすいのでいつも持参しています。人数にもよりますが、10kg計量のもので十分でしょう。私は個人用には5kgのバネ秤、大勢&ご家族用には、15kgのバネ秤を使っています。当然ですが、デジタルは海水で壊れやすいのでアナログな秤がいいです。 |
★持ち帰り用容器 | 海水と一緒に持ち帰れば帰る時間中でも砂抜きが出来ます。 よく水を入れないまま持ち帰る人がいますが、貝が元気なうちに砂を吐かせるのが美味しく食べるコツです。車で行く場合は蓋付きのバケツでもいいでしょう。蓋がないと水がこぼれて後で大変です。 電車組には、クーラーボックス+キャリアがお勧めです。水温が上昇すると貝が痛みやすいので、季節が暑いならば、ビニール袋に入れた氷を入れて水温上昇を避けて下さい。コンビニで売っている氷をそのまま入れるのも手です。あまり冷たいと砂を吐かないうちに元気が無くなってしまうので程々に。一日ぐらいは20度の水温でも大丈夫です。 |
★キャスター付き の移動車 | 電車で行く人は、キャスター付きの車(買い物などに使うやつ)を持っていくと帰りの移動が楽です。貝と海水を入れたクーラーは肩に食い込みます。あるとないとでは、雲泥の差が出ます。貝も揺れが少なくなり砂を吐きやすいです。電車組には必携品でしょう。あれば帰宅時には砂出しが完了しているはずです。 |
ペットボトル | お勧めできませんが、網のまま持ち帰る人は、空きペットボトルに海水を入れて持ち帰りましょう。 |
★お弁当 | 掘った後で今日の収穫を祝いつつの食事は最高です。せっかくなので買った弁当よりは手弁当で楽しく食事したいものです。我々はいつもビール飲んで休憩室が終わるまでだらだらとしています。ビールが飲めるのは、電車組の唯一の利点です。この時にしか会わない友人もいますので、ちょっとした宴会になってしまいます。 |
●あさりゲージ | 私はいつも大きいあさりだけを選んで採りますが、私のグループではあさりゲージなる大きさ選別ゲージが流行っています。別ページに紹介しましたので、潮干狩りフリークは是非、作ってみて下さい。 あさりもあまり大きいと身が小さかったりして損な気分です。その辺りの兼ね合いは何度も経験すれば自然と会得できます。 |
★帽子など | 夢中になって掘っていると日焼けで泣くことになります。曇りでも日焼けしますので、帽子、首には手ぬぐい。手には手袋を。疲れも違います。 |
↑100円ショップのザルで十分 計量用の網は、網目の大きいものを用意します。 →はかりは、グループに1つあると便利。 右は現地で売られている網 |