四畳半の住人 / ワカサギ釣り目次 / 15年振りの山中湖の穴釣り風景

■■ 15年振りの山中湖の穴釣り風景 ■■
作者:四畳半の住人 -
 2001年2月16日の読売新聞 甲府支局発表の新聞記事(山中湖面のワカサギ釣り解禁)を読んで、こりゃ!!会社なんぞ行っている場合ではないと落ち着かない日が続きました。早く行かないと溶けてしまう。
 平日が休みの悪友2人と共に山中湖へ向けて出発したのは解禁6日目でした。アイスドリルがない事もあり、ボートを予約し、夕方に人の明けた穴を借りようという計画でした。
 ボートはいつもの静山荘。ボートから見る平野方面には、湖上を歩く人々が見えました。ボート釣りしつつも、平野側が気になります。う〜!!早く行きたい。3人乗りのボートで1人だけ釣れている相棒をあおり、アンカーを回収したのは午後2時半。写真だけでも撮ろうと2人を説き伏せ、平野に向います。あわよくば穴釣り!

湖上の釣人
 追い立てるようにして、湖上に降り立ち、まっ、念のためね!!と言いつつ、自分だけ釣竿を持ち釣れてそうな釣人を探します。いました、いました。。声をかけると、地元の人でした。やはり子供の頃から慣らした腕前は違います。しかし、休む間もなく釣れています。写真は強烈な逆光の為見えにくいですが、バックには富士山。感動です。
入れ食い状態
 上手な釣り人を見ていると、自分も釣れる気がしてくるから不思議です。幸い、帰った人の穴を使うことにしました。気温は高くなっているようで、氷上はシャーベット状です。
 エサ付けももどかしく仕掛けを垂らすと、、、釣れる!釣れる!入れ食い!
竿は2本持っていたので1人に貸してやってみたらと勧めると、やはり入れ食い! 残る1人は慌てて竿を取りに走り返りました。早く戻らないと夕暮れになっちゃうよ。
湖上から見る富士山 夕方5時になると漁協の納竿するように放送がありました。まだまだ釣れているのにもったいないと思っていましたが、日がかげり始めると急に気温が下がり始めました。この軽装備ではとても持ちません。震える手で帰り支度です。湖上の釣り人も引き上げ始めました。

湖上から見る富士山 非常に残念ですが、引き上げです。来年も凍ると嬉しいのですね。夕方だったのであまり良い写真が撮れませんでした。朝ならどんなに素晴らしかっただろうと悔やまれます。この日はさすがに湖上にもカメラマンが多く、きっと他のサイトにも写真が掲載されていることと思います。
ワカサギ釣りの目次に戻る

2001年4月9日作成 四畳半の住人