四畳半の住人 / 湯たんぽの勧め / 湯たんぽの使い方

■■ 湯たんぽの使い方 ■■
作者:四畳半の住人
 湯たんぽは火傷が恐いと言われますが、口金をきちんと閉めればお湯が漏れることはありません。口元のゴムパッキンもヒビ割れなどがあったら交換します。湯たんぽを買えば、1つは予備パッキンが付属してきます。金物屋でも替え用のパッキンは1個50円程度で売られています。DIYショップなどで耐熱性のあるゴムシートを買って自分でくり抜いて使っても大丈夫です。心配なら1年に1度の交換をお勧めします。

お湯を沸かす

 夕食の支度とともにが空いた時に、湯たんぽ用のお湯沸かします。寝る直前では布団の一部しか暖まりません。湯沸かし器から出したままのお湯でなく、火にかけて沸騰したお湯を使います。容器は注ぎやすいような形状が便利です。余ったお湯は別に使うか、流し台の排水口に流してください。たまに熱湯を流すと水垢の付着を防ぎます。
 湯沸かし器がある場合は、一番高い温度のお湯でもいいと思います。

急いでいる場合は、直接火にかける

 やかんがなかったり、急いでいる場合は、湯たんぽに水を入れて蓋を外した状態で、ガスコンロの火にかけます。お湯が熱くなったら湯たんぽの側面に触らないようにして、蓋を閉めます。もちろん、ブリキ製か銅製の湯たんぽに限ります。確かに手間いらずで、大勢の湯たんぽを作る時にも便利。熱効率も良いと思います。沸騰する前に火を消して下さい。お湯が溢れてしまいます。ただし、直火にすると湯たんぽの寿命は短くなり、湯たんぽも汚れます。あまりお薦めできません。ストーブがあるようなお家ならイイかもしれませんが、ガスコンロに直火の様な横着は辞めましょう。

湯たんぽに入れる

 お湯がこぼれても火傷しないように、流し台の中などに湯たんぽを置き、お湯を注ぎます。お湯が勿体ないのでなるべくこぼさないように、、湯気がすごいので注意してください。プラスチック製の湯たんぽの場合は、きっちりとお湯を入れないと冷めた時に凹んでしまいますので注意してください。ゴム製の湯たんぽならば、ベロをつまんでお湯を入れます。

キャップを閉める

 湯たんぽは熱湯を入れたため、熱くなっています。本体には触らないようにしてキャップを締め込みます。キャップには空気調節弁がついていますので、熱による湯たんぽの内圧は自動で調節できます。キャップの分解はしないでください。壊れてしまいます。

袋に入れる

輪を持つこと キャップをきつく閉めたら、キャップの輪を持って、用意した袋にしまいます。くれぐれも本体に触れないように、、かなり熱く火傷しますので写真の様に持ちます。。湯たんぽの袋は自分で作っても、市販の湯たんぽ専用袋、どちらでも構いません。ただ、本体が熱いので作る場合は、厚手の生地(コーディロイや袋用など)で丈夫に作って下さい。袋の口元は絶対に足先が触れたりしないように、2重にするか、包む形にします。最近、湯たんぽカバーを作ったので別ページで紹介します。
面倒がってバスタオルで包むだけですと、布団の中で寝相が悪かったり位置をずらしたりしたときに湯たんぽが出て来て足を火傷します。バスタオルを使う場合は紐やベルトでバスタオルがはだけないようにしっかりと縛って下さい。

使い方

 熱湯をを入れた湯たんぽはそのまま部屋に放置しておくとどんどん冷えてしまいます。作ったらすぐ、布団の中程(腰の辺り)に蓋を上にして入れます。蓋を上にすれば空気抜きバルブは正常に働いてくれるはずです。布団に湯たんぽを仕込んだ後、風呂に行くなり、お茶を飲むなりしましょう。
 寝る時には布団に入るながら、湯たんぽを足で足下にずらします。
 腰の辺りはとてもポカポカです。足で湯たんぽをいじりながら幸せな気分に浸ります。とても寒がりの人なら足下に1個、折り曲げた膝の下にも1個と贅沢してください。

金物湯たんぽの取説

 
  1. 本体材質 亜鉛鉄板(トタン)
  2. 口栓 鎮鍮鋳物/パッキン 耐熱ゴム
  3. 本体板厚 0.5mm
  4. サイズ 約290 x 220 x 75 mm 容量 約2.4L
 これは友人へのプレゼント用に購入したものです。同じかと思っていましたが容量が少しだけ少ないようです。私がいつも使っているのは、マルカ軽金属の製品です。あまり安いものは中の支柱などの耐久性が良くないと聞きますがどうなのでしょうか。

湯たんぽの勧め目次

2000年10月28日作成 四畳半の住人