四畳半の住人 / パソコン:あなろぐTips集 / アナログ的バックアップの方法 / バックアップの必要性

■■ バックアップの必要性 ■■
作者:四畳半の住人 -
 個人的にパソコンを導入したのは1992年、ほぼ10年前になります。だいたい3年ごとに買い替えて、今のパソコンは、3台目です。最初の頃は、扱うデータ量も少なかったためか、データーを紛失しても復旧作業も負担に感じることはありませんでした。ところが、ここ数年、記憶装置の低価格化に伴い、OSの巨大化&多様化、そして画像データなど個人データの激増により、いざ、トラブルが発生したときの被害は、とても大きくなります。 

 メーカーのパソコンを購入した時に付属されているシステムのまま使っている人はほとんどいないと思います。便利だからと色々な情報をパソコンに入力した場合も、パソコンが壊れてしまえば 新宿:歌舞伎町の火事の様に全てを失ってしまいます。<あの事件と比べれば、データの紛失なんてとても些細なことです> 元ネタを別の形で残している場合は手間がかかるだけですが、そうでない場合、入力に要した時間と手間はまったくの無駄になってしまいます。故にバックアップは必要なのです。

 と、、ここまではどの参考書やWEBサイトにも書いてあります。しかし、実際にトラブルや故障に遭遇した場合にも役立つデータでなければバックアップとは言えません。故障の復旧後は、もしかしたら、パソコンは違うメーカーかもしれないし(買い替えた場合ですね)、OSだって違うのを使っているかもしれません。SCSIインターフェイスだって標準でないかもしれない。MOだって使えないのかもしれない。必要な情報はWEBで、、なんて思っていても自分のパソコンが壊れていたら参照も出来ません。自分の環境だけで使えるバックアップデータでは意味がないのです。
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2001年9月12日作成 四畳半の住人