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■■ データの種類 〜 個人データと環境データ ■■
作者:四畳半の住人 -
 では、どんなデータをバックアップするべきなのか。 私の幾度にもわたるクラッシュ経験から、バックアップするべきデータとその方法をあげてみます。OSに支配されない方法ですので、誰にでもあてはめることが出来ますのでパソコンが健康な時に見直しておくことをお勧めします。データ復旧の専門業者もありますが、個人的に出費できるような値段ではありません。

 一口にバックアップデータと言いましても人によって色々ありますが、個人レベルのパソコンならば、大きく分けて2つに分類できます。

個人データ:自分で作ったデータ
 これは誰でも分ると思いますが、自分で入力したデータの事です。デジタルカメラで撮影した画像データ、町内会などの書類や、住所録、家計簿、ダウンロードしたWEBページなど、日々、パソコンを使いながら作っていったデータを指します。これらのデータはFile名や保存場所の指定を強いられるので、個人データとしての意識が高く、バックアップされやすい部類に入ります。

環境データ:無意識に作られるデータ
 パソコンでの環境データという言葉は、私の造語で、ユーザが無意識に作っていくデータをさします。漢字変換の登録辞書や、周辺機器のドライバー類、アクセスポイントや、IPアドレスなど、使っていくうちにどんどん更新されていくデータです。WEBからダウンロードしたフリーソフトもこのデータに分類されます。
 これらのデータは無意識下での更新が多く、バックアップを忘れがちな部類に入ります。実はこいつのバックアップ如何によっては、復旧時間を大きく左右します。このページはこの環境データを忘れないように書き記し、次なるトラブルに対応するべく作りました。
 この無意識下で作られるデータについては、のちに詳しくあげてみます。次ぎはこの環境データをどの形でバックアップするのか、、度重なるクラッシュ経験から最良と思われたバックアップ媒体を紹介します。


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2001年9月12日作成 四畳半の住人