四畳半の住人 / サンマ専用網 / サンマ専用網の作り方(3/5)

■■ サンマ専用網の作り方(3/5) ■■
作者:四畳半の住人 -
 2枚出来たら完成も間近です。休憩して手を休めて、怪我のないように気をつけてください。ここでは、把手になる針金を付けます。把手は補強としても働きますので、通す部分を考えます。私はいつも先のほうで固定しています
 
先端を丸める
 渡しの針金を切る時のように先端を丸めます。この時点では針金を切り取る必要はありません。
長さを決めて切断 固定する位置を決める
 固定する位置を考えて針金を引っ掛けます。網の外側から内側に入れてから外側に向けて曲げるので方向を間違えないように気をつけます。針金の向きがおかしい場合はペンチ2本を使ってねじって直します。ここでは、まだ固定せずに位置を決めるだけです。気を付けて下さい。
     
長さを決めて切断 把手の長さを決める
 取っ手の長さを決めて、その位置をペンチで曲げます。網から外し、手の幅程度のUの字や角型に曲げて、把手を針金の束より切り離します。写真では、外枠の余った部分の針金があります。画像より長めに出したほうが使いやすいです。
 
端を丸める 把手の固定
 切り取った端も網に合わせて丸めて、固定します。多少の曲りも愛嬌ですので気にしないように。把手は裏側(外側)から内側に針金を通し、外側に向けて曲げます。
   
輪を作る 輪を作る
 針金を少しづつ曲げて写真のような輪を作ります。網と把手が中に入るような形状に、ら旋状に作ります。こういう部分に工具の使い馴れの差が出るようです。でも慣れれば上手に出来ます。一気に曲げずに、徐々に曲げて整形するのがコツです。
輪を絞めて止める 輪を止める
 どこを固定するかを考えて、作った輪を網の外枠と把手を通し、徐々に丸めていきます。この部分は確実に固定するので、出来る限り絞って(?)下さい。これも慣れれば、難しくありません。
把手がついた網 止める
 止める場所は、把手と外枠が交差するあたりを選びます。もちろんどこでも構いませんので臨機応変に考えて下さい。外枠の繋ぎで残した部分を利用する場合もあります。赤い矢印部分を輪や外枠の余った針金で固定しています。写真ではサンプル撮影用にたくさん輪留めしています。通常は3,4箇所で十分です。
 
(2)渡しを作る(4)表裏2枚を接続
針金で、サンマの焼き網を作ろう!

2001年11月5日作成 2008年11月3日更新 四畳半の住人