四畳半の住人 / 自転車生活 / 輪行の心構えや輪行マナー / ランドナー輪行方法:自己流
最近はフォークを抜いて輪行なんて,サイクルショップの店員でも知らなかったり,,,証拠をココに残します。この方法は本当に自転車はコンパクトになって最高の方法と思います。自転車のヘッド部は輪行用にそれなりに工夫は必要ですが,今どきは全てが輪行用に出来ていると思います。コンパクトにパッキング出来れば,外側にダンボールを入れて海外輪行,航空機に乗せても問題ありませんでした。ダンボールは空港で処分すれば荷物にはなりません。
四畳半の自転車2号;輪行方法覚え(1982年作画)
デジタルカメラが無い時代ですので写真があまりありません。
もちろんパッキング後は自立します。
持ち運んでも中の部品がグラグラすることはありません。
これで海外輪行で激しく扱われても大丈夫でした(ダンボール補強しました)。
簡単な分解手順(組立は逆)
- 停車前にギヤは小径側に入れておく。
- 輪行袋を広げる。工具も出す。輪行袋の中には,締付ベルト,肩掛ベルトが入っている。エンド幅固定用のアルミパイプは走行中は使わないので輪行袋と一緒が良い。
- アーレンキーでシートを下げる。(クイックシャフトは軽量化&盗難防止で使わない)
- ペダルレンチを使って,左右のペダルを外す。外したペダルは輪行袋の外袋に入れておく。
- 前後カンチブレーキのアーチワイヤーを外す。
- ヘッドナットを緩め,ステムのボルトも緩める。
- ハンドルをステムごと引き抜く。ブレーキワイヤーはレバー側で外しておく。
- 変速レバーはフレーム付なので,気にしない。
- ヘッドナット,玉押しワンを緩めて抜いて上下のリテーナーを落とさぬように外してフォークを引き抜く。リテーナー2個はフォークに戻す。玉押しワン,押え,ブレーキワイヤー固定用リング,紛失防止にフォークに戻しておく。
- 後輪側の泥除けを外す。
- 後輪のクイックシャフトを緩ませて,変速機を後ろ側に引っ張り後輪を外す。
- クイックシャフトは,後輪から抜いて,アルミパイプを通してフレームエンドに固定。アルミパイプはフレームエンド幅に合わせてカットしておく。フレームに直に当てるのが嫌なら皮パッキンを入れるとグー。
- 移動中に動かぬようにパッキングしていく。ハンドルやペダルを忘れずに仕舞うこと。
- 輪行袋の穴から中のチェーンホイール部フレームに肩掛けベルトを通し,ヘッド側フレームに反対側を通して完成。
ランドナー輪行に必要なモノ(ツーリングの荷物とは違います)
- 【輪行用工具】3、4、5,6ミリアーレンキー。
泥除けも輪行用に取り外しが簡単に出来るようにしているので,アーレンキーは多いです。
- 【輪行用工具】ペダルレンチ … ペダルを外すので必須。持ち運び用に軽量タイプ。
- 【輪行用工具】ヘッドの袋ナットを回す薄口スパナ。
- 輪行バッグ
肩掛けベルトを通す穴を空けておくとフレームで持ち歩けるので袋の強度が不要になります。
- フレームカバー
フリーを内側にパッキングするので,傷防止。丈夫な布で自作すれば安上がり。捨てるカバンなどから作れます。
- 結束用ベルト3〜4本。
今どきのベルトは軽量だけど締めにくいです。金具が金属製のがやっぱり最高。もう売ってないのが残念。
- アルミパイプ
フレームエンドの内幅に合わせてカット済。クイックシャフトを抜いてパイプを通して締め付けて保護。
わざわざゴツイ商品を買っても持ち運ぶことを考えたらアルミパイプが一番便利です。フレーム内側に傷が嫌な人は,革パッキン(自作)を挟み込みます。
│自転車生活 目次│
2015年7月25日作成 四畳半の住人