自転車ブームも長く続きますね。私はあまのじゃくなのか,ランドナーやMTB(ロード以外はスポーツ車ではないと言う人も居そう)を降りて,ここ数年,ママチャリ専門。車体は重たいけど,一日20km〜30kmは楽勝で走ります。高校生の頃は輪行なんて見かけなかったけど,最近は,駅や空港でも輪行をよく見かけます。でも! 最近のサイクリストに言いたいのは輪行の心構えがまるでダメダメじゃないかな〜と。分解技術も今ひとつな上に輪行マナーは最悪な人も多く,私は古い人間なのでとっても気になります。
私が輪行を始めた頃(1980年ごろ),輪行は許可制でした。競輪選手だけに認められた輪行が,先人達の努力と働きかけで一般人にも許可されたと聞いています。一般人の輪行は,日本サイクリング協会会員になり許可証の提示と手回り品切符を乗車券とは別に購入する必要がありました。
許可制ってことは,サイクルショップから申し込んだりですよね。私は葛飾サイクルフレンズ(KCF)のショップのクラブに入れて貰って,色々と教わりました。JR中央線が初輪行で,何度目かの手回り品切符がこちら。西武線はJR線より少し安かった。1999年よりJR線は手回り料金が不要になったと記憶しています。私鉄でも無料が多いのかもしれません。2000年の輪行では,京浜急行線は無料でした。。
今は輪行は誰でも許可無く自由に出来ます,スポーツ自転車もどこでも買えます。その分,大型店で買って,輪行分解はなんとかしても輪行の心構えを学ぶ機会はほとんどゼロなのではないかと思います。大学の自転車部やショップのクラブに入れば教えてもらえますが,今どき,フリーで輪行する人も多く,輪行姿を見ていると,そのうちに輪行禁止になるのでは?なんて人が多いのに驚きます。実際,夜行バスはほとんどが禁止になりましたね。このまま意識の低い輪行が増えれば鉄道だって輪行禁止になりかねません。私なんぞが語るのは偉そうですけど,輪行のマナーや心構え,葛飾サイクルフレンズで教わった事,ここに残します。