四畳半の住人 / 潮干狩りの勧め / あさり貝の砂抜き方法&保存方法

■■ あさり貝の砂抜き方法&保存方法 ■■
作者:四畳半の住人 -
 あさり貝は1、2時間で砂出しできますので、前述の方法で、持ち帰れば潮干狩り当日の晩に食べることが出来ます。どんな場合でも、食べる前は、1時間程はザルに置いて、貝が含んでいる潮を出してから調理してください。これを怠るとしょっぱくて食べられません。砂抜きと潮抜きは別ですので、御注意を!

あさり貝の砂出し方法

あさり貝の保存方法

あさり貝のストレス

 友人から教えてもらったあさり貝をもっと美味しくする方法です。
あさり貝は食べる1時間程前に、水洗いし、常温(部屋が暑い時は冷蔵庫へ)に置いてから食べるようにすると美味しくなるそうです。理由は、その状態はあさり貝にとってとてもストレスが溜り、美味しくなる成分を作るとの事。ストレスで美味しくなるなんて面白いですね。今度、試してみよう。使う1時間前に水洗いしてザルに上げておくというのは、そういう事だったのかも。今までそうするものと単純に思っていたのですが、なんでも理由があるんですね。昔の人の知恵はすごい。

あさり貝の塩分調整について

 よく、貝の塩がきつすぎると相談を受けます。あさり貝は塩水から出してそのまま洗って使うと貝が吸い込んでいる海水とともに料理することになるので、塩分が強く、しょっぱいです。吸い込んでいる海水を吐き出させる為に、食べる前には、ザルにあげて、1時間以上は置いてください。けっこうな量の海水(塩水)を吐き出します。これを怠ると、しょっぱくて食べられないなんて事になり、せっかくのあさりエキスを薄めなければならないという勿体ない事態になります。料理の本にもよくそう書いてありますが、なんでも理由があります。室温が高く、傷みそうなら冷蔵庫でもいいですが、その場合は、時間を長くしてください。実際、あさり貝は、水から出しても気温さえ高くなければ、2,3日は生きています。網に残って2日もたった乾燥したあさり貝でもちゃんと生きていました。塩水に入れている間は吐いたり吸ったりしているので調理の前には必ず全部を吐き出させるようにしてください。
 友人から来たメールにあさり貝の塩分が強すぎるとあったので追記しました。2003年5月。
貝の持ち帰り方法砂抜き用の塩水の作り方
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2002年4月20日作成 2008年7月5日追記 四畳半の住人