海水を持ち帰れなかった場合、自宅で塩水を作ることになります。私はめったにありませんが、途中で海水がこぼれたりすると塩水を作ります。貝は掘ったまま持ち帰る人も多いようですが、塩分濃度を薄く作ってしまい、せっかくのアサリ貝が全て死んでしまったと言うのはよく聞きます。
海水の塩分濃度は3%〜5%と言っても、意外と皆さん塩を少なく作ってしまうことが多いようです。それとも数字に弱いだけ?(笑) 使う塩は、料理の様に小サジ○杯とか言うレベルでは無い(1000ccの水に小サジ1杯(5cc)の塩を溶かすと0.5%です)からついつい控えめに入れてしまうのでしょうか。
そこで、よく考えてみます。海水はしょっぱくて飲めませんよね。もし、海水を持ち帰らない場合は、貝が掘れた場所の海水を舐めて味を覚えてきて下さい。貝が居た場所と同じ塩分濃度が1番いいです。で、薄いよりは濃いめにしてください。 極薄な塩水で、グッタリとなった可哀想なアサリ貝を出さないためにも、砂抜き用の塩水の作り方を早見表にしてみました。
あさり貝の塩分調整について
砂を吐かせたら、飲み込んでいる塩水をちゃんと吐いてもらってから料理してください。3%もの塩水を一緒に食べることになります。で、アサリ料理には、調味料の塩は不要です。参考→
あさり貝の砂抜き方法&保存方法