釣魚は買った魚と違って自分で捌くのでアラも山盛りでます。アラが出ないように捌くのはもちろんだけど、出たアラはきっちりと食べちゃえば生ゴミも減って1品増えて一石二鳥。アラでスープを取る方法もいいけど、夏場はねぇ、栄養たっぷりスープはすぐに傷むから、ひき肉風にして冷蔵庫保管が便利。面倒だからアラは捨てちゃって、そして臭いが出るからと言う人も多いのですが、食べちゃえば臭いの心配もありません。すれば家庭での魚料理も恐くありません。残るのはエラと内臓だけ。内臓でさえ食べちゃう魚種もありますからねぇ。
魚はどんな魚でも大丈夫。混ぜても単品でも。作り方によってはさつま揚げと呼ぶかもしれないし、味噌を混ぜるとさんが焼きとも呼ぶそうです。冷蔵庫の野菜掃除で色々と混ぜて種を作り、焼けば和風ハンバーグ風、団子にしてスープや味噌汁に入れればツミレとアレンジ自由度は高いです。
最近は動画でも公開しています。一緒に見てもらえればよくわかると思います。
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魚料理は工夫次第で生ゴミは減ります。アジならば、頭と中骨は骨煎餅で食べちゃえば、残るのは、皮と内臓とエラだけ。中骨もその日の晩の味噌汁の出汁にすればインスタントな出汁より遥かに美味しいです。子供や年寄りが居る場合は、アラ部分は取り除いてスープだけにしてしまいましょう。それでもただ捨てちゃうよりは勿体なくありません。
そうして出た生ゴミは、水分を切ってから、新聞紙に包んで水が漏れないようにしてビニール袋に入れれば臭いも気になりません。新聞紙に包んでから押して水気を絞ってさらに包んだらもうバッチリ。野菜くずはコンポスト処理と言う方法もあるようですが、魚のアラや塩気を含んでいるのでコンポストには入れない方がいいかもしれません。微生物も困っちゃうかも。翌日も海に出る時は持参してカモメにあげちゃってもいいね。魚は生臭くなるから嫌なんて人が少しでも減って、もっとお手軽に魚料理をしてくれると嬉しいなぁ。皆が魚の処理が上手になればお裾分けもしやすいってものです。