■■ 【2】本漬け〜重石〜梅酢の確認 ■■ |
作者:四畳半の住人 | ![]() |
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容器は十分に清潔に 熱に強いホーロー容器ならば、熱湯消毒します。プラスチック樽ならば消毒だけでいいです。使い捨てのキッチンペーパーは便利。せっかく消毒しても不衛生な布でふき取るとだいなしになってしまいます。他は雑でもいいけど,ここだけはちょっとだけ気を使ってください。 |
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本漬けは方法色々 この作業は雑でもいいです。容器の底に塩は必要ありません(塩はどうせ沈むので)。 ヤバそうな梅にはヘソ部分に塩を塗り込めます。小梅から2L位までの梅はビニール袋に入れて焼酎をスプレーし,塩をザバザバ入れて袋ごと振ってから容器にザバ〜と入れたりしています。 梅干作り:十郎梅買い物ツアー〜午後からひょいと小田原 写真は、わりとスカスカに入れています。実際は、塩による浸透圧で梅も柔らかくなっているので、キッチリと詰め込むことが出来ます。梅酢循環装置は2022年からVP管を使っています。→ 梅酢循環装置(VP管使用) | ||
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最後は塩で覆う 押し蓋が水平になるように敷き詰めると後が楽。写真は左から2004年南高梅で塩を置く前,2024年十郎梅で塩を置いた後 |
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重石を辞めた理由(2024/06追記) ここ15年ぐらいは重石を使っていません。漬け込んだら梅酢が上がるのに2日ぐらいは重石ゼロで放置します。 上の塩が溶けてから梅酢循環装置(VP管版)を使います。塩分濃度を上下で均一にすれば減塩でも傷みにくいです。それより物流が良くなり漬け頃の生梅が入手しやすくなりました。インターネットの普及で産地直販やJA(旧農協)の情報が入手しやすくなり買付に行けたりと本当に梅事情は変わりました。 | ||
固い梅の重石 2005年頃まで,こんなにガッツリと重石をしていました。梅は青い梅だし,完熟梅も知らず。浸透圧というよりは漬物と同じように圧力で梅酢を出していました。 超色々と考えてあれこれくだらないことを書いてました。恥ずかしいけど残しておきます。笑って読んでください→「重石を考える」 |
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梅酢の確認〔梅酢が上がるまで) 適切な処理がされていれば、漬けてるそばから梅酢が上がりはじめ、早くて1日,遅くても3日後には梅が全て浸るはずです。 梅酢が見えなくても梅が下がっていれば梅酢が出ています。梅酢が出てないようなら、重石を追加してみるのも手です。 梅農家直販 完熟落ち梅レポートでは3時間で梅酢が出て浸りました。以下の写真は2024年の十郎梅サイズはバラで8kgを15型バケツに漬けたモノです。 |
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24時間後 傾けると梅酢が見える |
36時間後 梅酢が見えてきた |
48時間後 ヒタヒタになった |
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梅酢に関しての質問が多いので次葉に梅酢が上がる流れを載せました。→ 梅酢を待つ |