
我が家では,赤梅酢より白梅酢が貴重品,赤梅酢もいいけど,白の方が使い道は広いから?・・・と仕方ないと思っていたのですが,2012年,和歌山の梅農家さんと知り合う機会を得,梅酢も譲ってもらう運びとなりました。梅農家さん直販の梅採集の最終日7月8日分の完熟落ち梅に驚き(
梅農家直販 完熟落ち梅レポート参照),もしやこういう梅100%から出た白梅酢に興味しんしん。わくわくして到着を待ちました。
森農園さんが通販サイトを作りました。
よくあるショッピングサイトと違いポイントもつかずシンプルアナログです
品質,価格とも超おすすめです。
梅とみかんの森農園
今年は梅仕事の時期に引越しが重なり,梅雨明けしても,赤紫蘇なんてまだまだ準備中。梅酢だって重石したばかりでまだ抜けない。ここで梅酢があれば一石二鳥だ!と荷物を受け取りすぐに,まずはこれで赤紫蘇を揉んじゃお〜! ついでに
おにぎり用の赤紫蘇も同時に仕込んじゃお〜!と開封。(写真は,梅農家さん撮影写真です 2012年7月)

写真は,梅農家さんの漬け込み風景の写真です(梅農家さん撮影 2012年7月)。赤梅酢は大量にできますが,白梅酢は実は貴重品。白梅酢も赤梅酢も市販品で買えるけど,どうせ買うなら農家直販の方がいいよね。塩麹は流行っているけど,梅酢の方は手間無しで,常温保存可能,塩麹と同じぐらい流行してもいいと思うんだけどな〜。特に夏場は熱中症防止にはいいんだよね。梅酢に変わる調味料って無いと思います。一家に1本あってもいいよね。
塩分を巧く除去できればさらに使い道は広がるんですが, 梅酢から塩分だけを抜くのはなかなか個人では大変。
塩はアルコールには溶けない?なら,アルコールを追加して,塩を取り除き アルコール分を蒸発させれば??? 夏にそんなことしたら死にそう。 それは,きっと手間も燃料も時間も無駄遣いになるはず。
ともかく,この梅酢にはビックリしました。きっと僅かな違いなのですが,自分で梅干しを作っているので,この梅酢の価値はよぉ〜〜く分かりました。来シーズンからこちらの梅酢は梅仕事をはじめる前にお願いするつもり! 赤紫蘇を仕込んで投入待ちでも白梅酢で揉んじゃえば発色も確実。なにより,貴重な白梅酢がジャバジャバと気にせず使えるようになるのは嬉しいです。
【梅農家さんより】 梅酢は7月15日から8月中頃までです。
梅酢は、梅漬けがはじまりしばらくしてから(だいたい7月中旬から)になります。ガーゼを使ってジョウゴで越して、そのままペットポトルで送ります。梱包はペットボトルにダンボールを巻いただけになりますが、必要ならば連絡ください。うちは、茄子やキュウリや生姜は漬けますが、梅酢の量も半端なくて(~_~;)。
今の梅酢の良い状態は、梅酢の中でも透明で純度の高い、梅を干すために出すまでの、この期間だけです。新しい梅酢の時期は,7月中旬から八月初めまでの梅酢が1番良い品物、になると思います。それ以降は梅を出してしまいかき回すことになるので濁ってしまいますが,香りは半年ぐらいは変わりません。
で,梅酢は冷暗所に保存,長く置いておくと傷みはないけど,梅酢は色が変色するとのこと。今回譲ってもらった梅酢は最高の状態だったと思います。インターネットでも農家直販の梅酢は見かけますが,去年の梅酢?なんて色だったりします。
梅干しを作るのはちと敷居が高いって人でも梅酢の利用は気軽に出来ます。いま,ブームの塩麹よりもずっと便利, 私としては塩麹以上に流行って欲しい調味料です。
梅農家さんは,個人販売はしておらず,2012年は実験的に譲っていただきました。業者と違って,発送やら連絡&梱包も色々と不慣れな事が多いです。楽天やらYahooショッピングでの買物とは違いますので一言添えておきます。アフェリエイト?だの勝手に言ってくれる人も居ますが,このサイト,,,ご覧のとおり,広告は一切ありません,個人趣味のサイトなので,自分の好きなモノしか紹介していません。興味のある人は連絡してみてください(2013年6月25日より梅農家さんに直接連絡とします→
森美和子さん sisashouka@ezweb.ne.jp)。
- 価格 : 2リットル 400円(2012年)
- 容器 : リサイクルのペットボトルを洗って,梅樽から漏斗+ガーゼで漉して詰め込み。
- 送料 : ゆうパック和歌山発送 30kgまでサイズ制 170サイズまで
クロネコ便は,サイズ制と従量制併用なので,送料は高くなります!注意。
- 3本までは80サイズ,6本だとアクエリアスなどの6本入りの箱で100サイズ?(もしかしたら上のサイズかも)で送れると思います。 しかし,送料は事前に必ず相談してください。
- 梅農家さんより
今の梅酢の良い状態は、梅酢の中でも透明で純度の高い、梅を干すために出すまでの、この期間だけです。梅酢とは、梅を、20パーセントの塩分で漬けた時に出来る、梅と塩から出来た液体のことです。 梅に、塩をまぶすと浸透圧の関係で水分が出てきて、梅酢になります。 梅酢は、塩麹ほど有名ではありませんが、魚を開いたものに、かけて塩焼き、もちろん、キュウリや茄子を漬けて浅漬けに。と、調味料代わりに使えます。 料理がジューシーでフルーティーになり、文字通り「あじ」が出ます。 今の時期の梅酢が1番純度と透明度があり美しく、添加物の一切入ってない調味料として、重宝されています。(2012年7月末)
- 販売時期 梅酢が出来る7月中旬〜8月上旬まで
2リットル400円とは,ほとんど手数料の価格設定ですが,いい状態の梅酢を譲りたいとのことで,梅を取り出すまでは譲ってくれます。(通常は8月上旬ですが,今年は梅を干すのが遅れているとのことで,8月中は可能? もしかしたら10月位まで譲ってくれるかも知れません。その都度,聞いてください。私は多めに購入,来年の紫蘇揉みまで使うつもり。(^_^;)
- 注意とお願い
梅農家さんは, プラム工房さん(500cc瓶を1050円で販売:同じ梅酢です)のように専門業者ではありません。今年はご好意で譲って頂き,いい梅酢なので,大勢に紹介したいとお願いして,ここに掲示させて貰いました。通年欲しいとか,キレイなパッケージで欲しいとか,カード決済がいいと言う人は,プラム工房などでどうぞ。
- 共同購入がオススメ
本体が安いのに送料は掛かります。だから友人知人と共同購入がオススメです。私は今年のお中元には500ccペットボトルに詰替え,梅酢を配りまくっています。夏向きでいいかな?と。。ただし!使いすぎには注意するように添えて下さい。普通の調味料より遥かに塩分は濃いです。で,私は鮮烈な香りと表現していますが,人工的な強烈な香りを想像しているとガッカリするかもです。あくまでも自然な香りや匂いですので,普段から合成調味料や人工香料に慣れているとただのショッパイ塩水かもしれません。数滴だけ使って梅を感じるってすごい事なんだけどな〜〜。。 まぁ,試してみたい方は連絡ください。 →梅酢の使い方, 梅干の副産物