四畳半の住人 / 四畳半で梅干しを作る / 梅干の副産物:赤紫蘇の梅酢漬けとゆかり
■■ 梅干の副産物:赤紫蘇の梅酢漬けとゆかり ■■
|
作者:四畳半の住人 |
 |

梅仕事の副産物には,
梅酢の他に,赤紫蘇(ゆかり)が出来ます。我が家なんてゆかり目当てでもっとたくさん赤紫蘇を入れたいのですが,赤紫蘇の時期が短すぎていつも少なめでやっぱり貴重品です。一年中売っていればいいのにな〜と思います。赤梅干しにしない場合でも,赤紫蘇を塩もみして,白梅酢に浸しておけば自家製のゆかりを作ることは簡単です。白梅酢は市販品もあるので入手しやすいです。
写真は,3日干して,仕舞う前の写真です。夜まで置いておくとまた湿気を吸ってしまうので,カラカラの状態で仕舞うのがいいです。
おにぎり用の赤紫蘇も最高に美味しいです。
白梅干で赤紫蘇が無い場合でも
梅干しは白!と言う人もけっこう居ます。そんな場合でも,白梅酢があれば赤紫蘇を仕込むのは簡単。逆に梅仕事をしない人でも,赤紫蘇と白梅酢を買ってくれば,自家製のゆかりを作ることが出来ます。自宅の庭で赤紫蘇が生えているなら,それで作ったら最高ですね。まずは,赤紫蘇を普通に処理し(参考:
赤紫蘇を入れる〜その1,
その2),白梅酢に浸してモミモミ。 そのまま保管してもいいけど,ゆかりにしたいなら,天気の良い日に干しておきます。参考:
赤紫蘇の干し方,
白(赤)梅酢
赤紫蘇は乾燥させて袋に保管
赤紫蘇は、赤梅酢に浸したまま保存するより、梅干しと同様に土用干ししてから乾物として、保存した方が安心です。しっとりとした赤紫蘇が欲しい場合は、赤梅酢につけてから使うようにします。しば漬けに使う場合も同様です。基本は,乾物にすることです。
赤紫蘇で巻いたおにぎりは私の好物です。
乾燥させたら,カラカラのうちに取り込んで,明日やろうと夜までそのまま置いておくとまた湿気を吸ってしまいます。保管するには,水分をなるべく飛ばすのが大事です。取り込んだら,湿気を吸わないうちにビニール袋に保管します。最近は,ジッパー付きの便利が袋があるので楽ちんです。
赤紫蘇の梅酢漬 2015年7月30日追記

干した赤紫蘇は,ビニール袋に保存が長期保存できますが,干した赤紫蘇にそこに赤梅酢をドボドボと入れて卓上に置いていつでも赤紫蘇漬け。塩分20%で漬けた梅酢ならば,そのまま常温保存で傷みません。もうね,暑い夏には最高。刻んでご飯に混ぜたり,そのままご飯に載せたり,キュウリ揉みに使ったり,友人はそのまま酒のツマミだそうです。暑い夏には塩っぱくて酸っぱい赤紫蘇漬けは何にでも使えます。
ただ保存する瓶の蓋はプラスチック製でないと,強烈な酸で,蓋がサビちゃいますので注意。もちろんプラスチック容器でも構いません。減塩の梅酢ならば,冷蔵庫保管の方が無難です。こちら,減塩梅酢だと簡単に産膜酵母?と思われるカビが出ます。カビると香りが勿体無い。(こちら,友人の要望で2015年7月30日追記:知らなかったらしい)
四畳半で梅干しを作る
2000年10月24日作成
2012年7月31日追記 2015年7月30日追記
四畳半の住人