煮穴子を載せても穴子丼、蒲焼き(つけ焼き)を載せても穴子丼。どちらも載せるだけで、わざわざレシピを紹介するほどのメニューでもないと思われそうですが、煮穴子丼を紹介したので、つけ焼きを使った穴子丼も紹介します。ご飯がね、違うんですよ。煮穴子を載せる時は普通の白いご飯(穀物混ぜても可、酢メシ不可)、蒲焼きを載せる時は、ご飯を炊く時から違います。蒲焼き(つけ焼き)の作り方はコチラ→
穴子の蒲焼き(つけ焼き)。
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- 煮穴子は煮汁が活用できるので、コッテリ系丼ですが、蒲焼きを載せる穴子丼の場合は、煮汁ってものが無いので、ご飯にも風味を付けたほうがより美味しく頂けます。
- ご飯を炊くときに穴子の骨を入れて炊きます。骨は血を丁寧に取り除き下処理した状態で。下処理はコチラ→骨と頭の処理と利用
- ご飯を炊くときには穴子の骨だけで味付けは不要です。ほんのりと色が付いたご飯が炊き上がります。干した骨でもいいですが、生の状態の方が香りが強くなります。
- 蒲焼き(つけ焼き)を準備。
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蒸らしが終わるのをじりじり待ってホカホカご飯に載せて出来上がり。 焼く時に脂でのばしたタレを掛けてもいい。山椒はお好みで。
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写真は中振り穴子半分、まぁまぁの型の穴子1本分です。ご飯には穴子の骨(身がたくさん付いている)から穴子の脂と旨味がたっぷりと溶け込んでいます。穴子のタレも穴子の香り。釣人の穴子丼はとても贅沢です。生の骨は釣人しか入手できません。釣人ならではのお味と思います。実際、穴子専門店の穴子コース料理で食べたより私の穴子丼の方が美味しいと思いました(気のせいかな?自分で釣ったという自己満足がポイント高いのでしょうねぇ)。