■■ 炊飯道具を比較してみる ■■ |
作者:四畳半の住人 | ![]() |
写真 | 道具の名称、寸法、価格、特徴など |
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【文化鍋】(亀印文化鍋 16cm〔3合炊き)) 材質はアルミニウム合金、値段は4300円とちょっと高い気もするが、耐久性は抜群で一生使えそう。そして500gと軽いので扱いが楽。ガシガシと洗っても問題ないのが嬉しい。吹きこぼれを防ぐ炊飯専用設計。15年目ですが、まだまだ現役。最近はメシ炊き仕事は羽釜と釜炊きセットに譲りました。 取っ手の部分が洗いにくい。保温性には欠けます。 →文化鍋でメシを炊く |
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【ラーメン鍋】 20cm径の片手鍋は1000円程度と価格面では断トツの経済性。使い終わった後も壁に掛けておけば保管場所も節約できる。重さは、350gと一番軽く取扱いもらくちん。どの家にもあるので、どこでも炊飯が可能。ガス炊飯入門には最適。実際、私は最初の3年間はこれでした。 かき回す必要があり、ちょいと面倒。失敗すると焦げる。 →ラーメン鍋でメシを炊く |
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【圧力鍋】(理研こなべちゃん RMI-25S 2.5L=3合炊き) 加熱時間は沸騰から3分と超省エネで炊ける。また、大気圧よりも高圧で炊き上げるので柔らかく短時間炊飯が可能。値段は9450円。こなべちゃんは他の圧力鍋よりは軽いが、1.35kgとまぁそれなりに重い。もち米のように柔らかく炊けるのが特徴。 加熱時間3分は、慣れないと神経を使う。炊き上がりの色は、この中で一番悪いのが困りもの。 →圧力鍋でメシを炊く |
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羽釜(はがま) ちょっと昔の日本の炊飯器。実によく考えられている形状で昔の人の知恵に感心します。現在の電気炊飯器の形状は羽釜を参考にしているような感じです。かまどで炊くのが正式なのでしょうが、ガスコンロでも十分に炊けます。はかま(かまど)があればなおいいかも。お値段は、生産数が少ない為にお高めですが、蓋はともかく本体は一生物でしょう。 ガスコンロから降ろすと座りが悪いのが難点。はかまが必要ですね。 →羽釜でメシを炊く |
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釜炊き三昧(ウルシヤマ金属工業UMIC) 私が一番好きな炊飯道具である羽釜の進化版で、実は文化鍋はこの釜に地位を譲り、煮物用になりました。釜は羽釜と同じ形状で、はかま(正式名称:かまど)がこの商品の最大の特徴で遠火の為、火力が柔らかで、はかまに反射して全体的に加熱するので慣れが不要で失敗もありません。お勧めな文化鍋も最近は出番なしです。 あえて言えば、、、はかまが熱くなるので盛る時に注意が必要ってことかな。 →釜炊き三昧でメシを炊く |
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【普通の土鍋】 冷めにくい、残り御飯そのまま雑炊がいい、食卓にそのまま置けるので、鯛メシなども見栄えが良い。炊き上がりのご飯の色も抜群にいい。残りご飯は、そのまま雑炊と寒い時期には便利。20cm位で1〜2000円程度。重さは2.2kgとまぁ、普通の鍋よりは重い。どこの家庭にもあるのでお試しにも最適。 炊きムラ発生する場合もある。美味しさは、形状に左右されるかもしれない。割れる危険性もあるので取扱注意。 →土鍋でメシを炊く |
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炊飯専用土鍋(伊賀焼 かまどさん) 伊賀焼きの土鍋、遠赤外線効果があり美味しく炊けると言われています。厚手の為、冷めにくさは一番。定価10000円と割れるものにしては、お高い。毎日使っていて実際に蓋の部分が欠けてしまいました。普通の土鍋よりも重い3.6kgは取扱いが大変。黒い鍋なので、ご飯のツヤツヤが引き立ちます。ご飯の色も抜群にいい。 ちょっと柔らかく炊けるが調整は出来る。炊飯時間は普通の土鍋よりも少し長め、火力が弱いコンロ〔カセットコンロなど)には最適。かなり邪魔なので、保管場所と広い食卓が必要。 →炊飯専用土鍋でメシを炊く |
黒楽飯釜 ある焼き物サイトの管理人さんから勧められた炊飯専用の各方面で絶賛されている噂の土鍋。定価38,000円。現在は、同じ窯から50,000円のものが売られています。形状は文化鍋とほぼ同じなので期待できそう。機会があれば使って見たい土鍋ですが、何しろ高く家賃2ヶ月分。私にとって価格も性能の一部なのでちょっと導入は難しい。(^^;) 土鍋の比熱が高く沸騰までに時間がかかるので、加熱時間は30分と長い。→雲井窪の炊飯鍋 | |
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番外編 大アルミ鍋+木蓋 たくさん炊く時に使います。この鍋(直径30cm)で約2kg(約14合)の米が炊けます。炊きあがり時間は、沸騰までの時間がかかるだけで後は同じ位です。この写真は8合(1.1kg)の御飯です。実はこの鍋、私の必需品です。キャンプでもご飯炊いたり、味噌汁を作ったりと、大活躍。真冬はこれで使った食器を煮て横着洗いできたり、一人暮らしでもこのサイズ一つはあるといいです。 |
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【圧力IHジャー炊飯器】 SANYO ECJ-FZ10(SP)
All About Japan ガイドが気になる炊飯器第一弾〔2004年9月)より選びました。炊飯時間は40分。定価67,200円 で、消費電力は1200W、重さは5.6kg。大きさもこの中では最大で幅264×奥行347×高さ221mm。携帯電話みたいに色々と多機能になっても大事なのは炊飯だし、、やはり15A契約の我が家では無理。で、こういうのって何年ぐらいで買い替えるんでしょう。電気炊飯器の比較記事を読んで 「電気炊飯ジャー比較記事に物申す!」 |
ガス炊飯器 私の実家では使っていました。ガスコンロの上に鍋がスッポリと被さるような形です。最近は、電気も使いそのまま保温できるものもあるようです。炊飯しないときは普通の鍋を載せて調理に使ったりと便利に使っていました。大きさも電気炊飯器よりはコンパクト。包み込むような形なので熱効率もいいのかいいご飯が炊けます。こだわって高級電気ジャーを買うならば、こちらの選択肢もお勧めです。何しろ経年変化が少なく家電品としては長持ちします。使っていた炊飯器は、タイマーで勝手に火が弱火になり、保温状態になるので、便利です。残念ながらプロパンガス対応だったので今では廃棄されてしまいました。だいたい1万円位だったでしょうか。 |